AILEX v2 ─ 法律事務所向けに特化した、検証可能なAIリーガルOS 事件記録も、AIの推論も、日本を出ない。

AILEX v2 は、保管を AWS 東京リージョンに、AI 推論を Amazon Bedrock の国内限定推論プロファイル(東京・大阪)に閉じました。設定ではなく権限の段階で国外への推論を遮断し、依頼者の記録を当社の判断で国外へ送ることはありません※1。

すべての生成は記録され、すべての判断は検証できる。

日本国内で完結 国外リージョン 呼び出せない 法律事務所 依頼者の記録 東京リージョン 保管 · AI 推論 大阪リージョン AI 推論 国内完結 TOKYO · OSAKA
  • 推論jp.* プロファイルのみ
  • 保管東京リージョン · 暗号化
  • 学習利用なし
  • 国内完結保管は東京、AI 推論は東京・大阪。利用契約 第7条・第12条に明記
  • 学習利用なし入力データを基盤モデルの訓練・改善に使わない(利用契約 第7条3項)※3
  • 事務所単位で契約・利用弁護士も事務員(パラリーガル)も、同じ事務所の利用者として登録。管理者の同意で、秘密保持契約・データ処理契約を一体で締結
  • 検証できる80種類以上の操作を監査ログに記録。事務所で確認し、書き出せる

§1 変更点

従来版から、何が変わったか。

AILEX v2 は従来版(users.ailex.co.jp)の改良版ではありません。「事件記録は依頼者から預かったもの。消せない、外に出せない、取り違えられない」「データは AI の推論も含めて日本国内に閉じる」を前提に置き、AWS 上で組み直した別のシステムです。

観点
従来版
AILEX v2
AI の処理場所
外部の AI API(海外リージョン)。一部の機能では送信前に個人情報をマスキング
Amazon Bedrock の国内限定推論プロファイル(東京・大阪)のみ。IAM で国外のプロファイルを呼び出せない構成。マスキングに頼らない
稼働基盤
国内の共有レンタルサーバー(PHP / MySQL)
AWS 東京リージョン。ECS Fargate、暗号化された RDS(35日間の任意時点復元)、版管理付きの S3
事務所の境界
事務所 ID による共有
事務所単位の境界をすべてのデータに適用。加えて事件単位の情報遮断(管理者も自動では入れない)
認証
パスワード+2要素認証
2要素認証(事務所の設定で必須化)、SSO(Microsoft Entra ID / Google Workspace)、接続元 IP の制限
契約
利用規約への同意
事務所の管理者の同意で、利用契約が成立。秘密保持契約・データ処理契約・付属書を一体とし、同意の記録が残る
消せないこと
—
削除は 30 日間ゴミ箱に残る。証拠番号を振った文書と確定した書面は削除自体を止める。無料期間が終わっても閲覧と書き出しは残る
ファクトチェック
別系統の外部 AI で照合
e-Gov の法令と裁判所の公開情報を AI に引かせて照合。外部 AI は使わない
設計の中心
機能を揃える
「弁護士が判断だけすれば事件が進む」。確認が要るものだけを一列に出し、作業は AILEX が進める
外部連携
LINE ログイン・LINE 通知
MCP サーバー(読み取り専用・Bearer トークン・全操作を監査ログに記録)、Google カレンダーとの期日同期
料金
利用者あたりの月額
席数(登録済みと招待中の利用者数)で算定。1 席 13,200 円/月(税込)、銀行振込(請求書払い)
従来版の PII マスキングは、外部 AI へ送る前提の対策でした。AILEX v2 では推論そのものを、当社が記録を保管する環境と同一の管理下・日本国内に閉じたため、送信前の匿名化・仮名化を行いません(利用契約 第7条4項)。「何を守るか」を変えたのではなく、「守り方」を、後処理から構造に移しました。

§2 国内完結

「国内で処理する」を、設定ではなく権限で担保する。

データ所在の約束を、環境変数の一行に預けない。AILEX v2 は三つの層で、国外への流出経路を閉じています。

LAYER 01 ─ コード

推論プロファイルを jp.* に限定

Amazon Bedrock ではモデル ID の接頭辞が推論の行き先を決めます。jp. は東京・大阪のみ※2。AILEX v2 は呼び出しのたびに接頭辞を検査し、jp. 以外は設定の誤りとして弾きます。

LAYER 02 ─ 権限

IAM で国外のプロファイルを呼べない

実行ロールが呼び出せる推論プロファイルは jp.* のみ、基盤モデルは東京・大阪リージョンのものだけです。アプリの設定を間違えても、権限の段階で国外への推論は起きません。約束を設定に頼らない形で担保します(利用契約 第7条2項)。

LAYER 03 ─ 保管

保管は東京リージョン

事件情報・文書・データベースは AWS 東京リージョン(ap-northeast-1)に暗号化して保管。文書は版管理され、上書き・削除しても前の版が残ります。データベースは 35 日間、任意の時点に戻せます。

  • 0国外リージョンへの推論経路
  • 2推論先のリージョン(東京・大阪)
  • 80+監査ログに記録する操作の種類
  • 35日データベースの任意時点復元
国内限定を採る以上、モデルの世代では一歩遅れる。これは承知のうえで選んでいる。
─ AILEX v2 設計文書 §6「推論を日本国内に閉じる」より

新しい世代のモデルは当面、国外向けのプロファイルにしか出ないことがあります。「新しいほうが良い」と善意で設定を書き換えれば、応答は返り、品質はむしろ上がり、事件記録が国外に出たことだけが誰にも見えない。気づけない間違いなので、起きてから直すのでは間に合いません。だから、コードと権限の両方で止めています。

外に出る経路は限られ、すべて記録される。

事務所のデータが AWS の外へ出る主な経路は、次の 4 つです。いずれも監査ログに残ります。このほかに、事務所が指定した宛先へのメール送信と、事務所が自ら接続した外部サービスへの送信があります(表の下の注)。

経路出るもの制御
依頼者ポータル共有した文書とメッセージ事件ごとに URL を発行。共有指定したものだけ。いつでも無効化できる
書き出し一覧の Excel、書面の Word、文書の本文操作を監査ログに記録する
MCP事件・期日・文書の参照読み取り専用。Bearer トークン認証。全操作を記録
不具合報告AI が書き直した技術的な要約のみ原文は送らない。氏名はパターンでは伏せられないので、原文を出さない

※ 事務所が指定した宛先(依頼者・相手方・裁判所等)へのメール送信、および事務所が自ら接続した外部サービスへの送信は、当社の保管・処理の範囲に含まれません(利用契約 第12条2項)。

なぜ、マスキングをやめたのか。

従来版の AILEX は外部 AI に送る前提だったため、一部の機能では送信前に個人情報をマスキングしていました。AILEX v2 では、AI 推論が当社が記録を保管する環境と同一の管理下・日本国内で完結するため、送信前の匿名化・仮名化処理を行いません(利用契約 第7条4項)。

マスキングは「守れたつもり」を生みやすい対策でもあります。氏名には電話番号のような決まった形がなく、パターンだけでは漏れなく見つけられません。登録済みの氏名は置き換えられても、表記の揺れや書類に初めて出てくる氏名は残ります。守れないものを守ったつもりになるより、そもそも外に出さない構造を選びました。

使っているモデル。

Amazon Bedrock 上で提供される Anthropic Claude を、用途ごとに使い分けます。分類・抽出・要約には軽量なモデル、書面生成・事件分析には高品質なモデル、スキャン文書の読み取りにはビジョン対応モデル。事務所の文書を意味で探すナレッジ検索には Amazon Titan Text Embeddings を使います。いずれも日本国内のリージョンで処理されるものに限ります。

AI 機能が利用できないときも、事件情報の閲覧・登録・書き出しなど AI に依存しない機能は使えます(利用契約 第7条6項)。

一次情報 ─ AWSすべての推論処理が日本国内で完結し、データが国外に出ることはありません。─ AWS ブログ「Amazon Bedrock で日本国内に閉じた Anthropic Claude 4.5 の推論が可能に!日本国内クロスリージョン推論のご紹介」(2025年10月16日)aws.amazon.com
一次情報 ─ AWSAWS and the third-party model providers will not use any inputs to or outputs from Amazon Bedrock to train Amazon Nova, Amazon Titan, or any third-party models.─ Amazon Bedrock FAQs aws.amazon.com/bedrock/faqs

§3 設計思想

弁護士が判断だけすれば、事件が進む。

AILEX v2 はタスク管理ツールではありません。集める・読む・整理する・比較する・準備する・催促する・抜けを見つける・次を提案する─ここまでを AILEX が進め、法的評価の確定・方針の決定・依頼者への責任・外部への重要行為の承認を弁護士に残します。すべての動作は、次の三つのどれかに属します。

※ 画面はイメージです。AI の出力はドラフトであり、内容の確認・最終判断は弁護士が行います。

TODAY ─ 先に確認すること

「今日」画面は、確認が要るものだけを一列に。

AILEX が進めて止まった所と、記録から導いた抜けを、出所が何であれ同じ形で出します。一件は、何が起きたかの一文と、何を決めてほしいかの一文、そして 2〜4 個のボタン。文字入力は求めません。列が空なら「今すぐ決めることはありません。」と表示します。

画面はその日の日付から始まり、「先に確認すること」「次に進めること」を先頭に、今日の予定、要対応、作業中の書面、mints の提出期限、今週の期日が並びます。未完了タスクをただ列挙するのではなく、判断が要るものを先頭に出す構成です。残りは AILEX が裏で進め、進めたことは記録として下に残ります。

TIER 01

自動実行

弁護士の判断が不要なもの。事務所の中で完結し、取り消せる。進めたことは記録として残り、「今日」画面で見返せます。

  • 本文の読み取り(OCR)
  • 文書の分類
  • 裁判所の書面からの期日読み取り
  • 時系列の更新
  • 利益相反の候補検索
  • 不足資料の検出
  • 反論タスクの生成

TIER 02

ワンクリック承認

AILEX が全部用意し、人が GO を出す。事務所の外に出るものは、必ずここに置かれます。

  • 依頼者への資料依頼
  • 定型的な経過報告
  • 委任契約の送付
  • 着手金の請求
  • 書面ドラフトの採用
  • mints 提出の準備
  • 相手方への定型連絡

TIER 03

専門判断

弁護士が法的・戦略的に決める。AILEX は材料と選択肢までを用意し、決めません。

  • 受任するか
  • 利益相反が実際にあるか
  • どの事実を採用するか
  • いくら請求するか
  • 和解するか、提訴するか
  • どの主張をするか
  • 最終書面の確定

✕ ただのタスク管理

診断書が不足しています。依頼者に確認してください。

○ AILEX v2

診断書が不足しています。依頼者への依頼文を作成しました。

送信する文面を見る不要

確認は必ず、一文の状況+一文の問い+2〜4個のボタン。文字入力は求めません。「今日」画面は「先に確認すること」「次に進めること」を先頭に、今日の予定・要対応・作業中の書面・提出期限・今週の期日が続きます。判断が要るものが先頭に来る構成です。

AILEX が知っていることの範囲。

AILEX は事件の全部を知りません。弁護士の頭の中、電話で聞いた話、紙のまま机にある資料、期日での裁判官の発言は入りません。だから「全情報を把握して事件を自動運転する」を目標にすると、必ず嘘になります。

AILEX v2 が置いている目標は、AILEX に入っている情報の範囲で、「今わかっていること」「不足していること」「次に確認した方がよさそうなこと」を出すこと。資料の進みは「把握している資料 3/8」と書き、突き合わせの結果には「事務所の外にある資料や、電話・期日でのやりとりは含まれていません」を添えます。証拠を探しに行かず、主張の当否を判断しない。引き当てて並べ、聞くかどうかは弁護士が決めます。

相談から終結まで、一本の流れで。

交通事故(被害者側)を例に。事件類型ごとの標準フローが受任時に事件へ載り、必要資料・確認事項・書面の雛形・次の一手が切り替わります。

  1. 相談受付相談者は法律用語ではなく「何に困っているか」を選ぶ。AILEX が依頼者・相手方・保険会社・事故日を構造化。自動
  2. 利益相反の照合既存の依頼者・相手方・関係会社と表記ゆれ込みで突き合わせ。弁護士:問題なし/要確認/受任不可
  3. 受任 → 契約・請求・ポータル事件・委任契約案・着手金の請求書・依頼者ポータルを一括で用意。弁護士:内容を確認して承認
  4. 資料収集必要資料を判定し、依頼者に依頼。届いたら消し込み、7日で催促。画面は「資料 3/8」。自動+ワンクリック
  5. 事実・損害の整理OCR・時系列・当事者。矛盾があれば初めて聞く。損害額の計算候補を用意。弁護士:前提を選ぶ
  6. 示談方針請求額・根拠・交渉案を 3 択で。相手方の回答は書面から読み取り、差額と推奨を示す。弁護士:金額を決める
  7. 訴訟移行 → mints訴状・証拠説明書・号証・当事者目録・提出パッケージ。不足があるときだけ聞く。弁護士:最終レビュー・提出承認
  8. 終結成功報酬の計算・請求・精算・終結のご案内。弁護士:金額の確認・承認

§4 機能

受任から報告、請求、提出まで。事務所の一日を、ひとつの OS に。

受任から提出、報告、請求まで。事務所の一日に沿って、主な機能を挙げます。

01 ─ TODAY

今日

「先に確認すること」を先頭に一列で。当日の期日・提出期限・作業中の書面・AILEX が進めたこと。毎朝 7:30 に、担当者ごとの期日と 3 日以内の提出期限を 1 通にまとめて通知。

02 ─ MATTER

事件ワークスペース

概要/AI分析/書面/文書/期日・タスク/経理/申立準備/ポータルの最大 8 タブ(申立準備は破産・個人再生の事件のみ)。どのタブでも事件の身元と次回期日が見える。⌘K で事件・依頼者・文書本文・書面を横断検索。

03 ─ DRAFT

書面

57 種の雛形。事件の骨格と経過、参照文書を前提に生成し、逐次表示。版管理(v1/v2/v3)、手で書ける・直せる、確定した書面は直せない。Word 出力、印刷、mints 準拠の PDF。

04 ─ DOCUMENT

文書と本文の読み取り

ZIP のまま取り込み。文字層があればそのまま、なければ国内推論のビジョンで読む。Word・Excel も本文を読む。全文検索、証拠番号スタンプ、依頼者との共有。証拠番号を振った文書は消せない。

05 ─ IMPORT

一括インポート

記録一式(ZIP・PDF・画像・Word・Excel・貼り付け)から、事件・依頼者・当事者・期日・文書を起こす。人が確認して直すまで、何も保存しない。読み取りに使った資料は事件に残る。

06 ─ MINTS

mints への提出

オンライン提出の義務化※4後の実務を支援。提出・受領の期限と状態、ファイル要件チェック、秘匿情報チェック、他事件の混入チェック、証拠番号スタンプ、大容量の分割、申立手数料の算出、送達と期限の計算、送達の記録。アップロードは弁護士が mints 上で行います。mints 活用ガイドを見る → TreeeS への対応 →

07 ─ SCHEDULE

期日・タスク

裁判所の書面から期日を読み取り、確認のうえ登録。初日不算入と休日の繰り越しを考慮した期限計算。委任契約で定めた頻度で、依頼者への経過報告の時期を知らせる。

08 ─ ACCOUNTING

経理

報酬・実費の記録(返金のマイナスも入る)。消費税法の記載事項を満たす適格請求書、弁護士報酬の源泉徴収計算、入金管理、委任契約書の生成。発行済みの請求書は取り消して採り直す。

09 ─ PETITION

申立準備(破産・個人再生)

債権者・財産・家計を、取り込んだ資料から一括で読み取る。保存前に必ず人が確認し、AI 読み取りの印が残る。申立書・債権者一覧表・財産目録・家計収支表を生成、Excel 書き出し。

10 ─ PORTAL

依頼者ポータル

事件ごとに URL を発行。パスワードによる解錠を必須にできる。共有した文書と双方向のメッセージ、委任契約の電子同意、依頼している資料の受け取り。いつでも無効化。

11 ─ INTAKE

相談受付

事務所ごとの公開フォーム。相談者は「何に困っているか」を選び、答えで聞く項目が変わる。AI が緊急度と論点を下読みし、利益相反を自動で照合。受任すれば事件になる。

12 ─ RESEARCH

リサーチとナレッジ

裁判例検索(裁判所の公開情報から判決文を取り、要旨を起こす)、法令検索(e-Gov から条文の原文を取る。AI に条文を書かせない)、事務所の文書を意味で探すナレッジ検索。

ほかに、立場を指定した契約書チェック、相手方書面の分析から準備書面の下書きへの接続、Google カレンダーとの期日同期、外部クライアント向けの読み取り専用 MCP サーバーを提供しています。

§5 契約と統制

依頼者の秘密を、契約と構造の両方で守る。

弁護士には守秘義務(弁護士法第23条)があり、事件記録を預ける相手が秘密を守る義務を負っているかを、弁護士側が確認できなければなりません。AILEX v2 は事務所ごとに利用契約を結び、その約束を構造で担保します。

AWS 東京リージョン 暗号化 · 35日間の任意時点復元 · 監査ログ 事務所(テナント)の境界 一覧・URL 直打ち・横断検索・MCP のいずれからも、他事務所には到達しない 情報遮断した事件 取扱者だけが開ける。管理者も自動では入らない 文書 期日 書面 …にも波及 取扱者 開ける(事件の担当者と、加えられた者) 管理者 自動では入らない。加われば記録が残る 他事務所 境界に到達しない 開いた · 出した · 変えた 誰が・いつ・何に ─ すべて監査ログに残る

契約で約束すること

利用契約 ─ 秘密保持契約・データ処理契約を一体で

  • 事務所ごとに一通の契約を締結。第一部(利用契約)、別紙1(秘密保持契約)、別紙2(データ処理契約)、付属書 A〜C(処理記述・安全管理措置・サブプロセッサー一覧)が不可分の一体。
  • 利用データを AI モデルの学習・改善に使わない。第12条1項 / 別紙2 第4条
  • 保管は東京、AI 処理は東京・大阪。当社の判断で国外へ送ることはない。別紙2 第8条
  • サブプロセッサーは AWS の 1 社。基盤・保管・AI 処理・メールの送受信を担う。請求書は当社が発行する(2026年9月27日に弥生株式会社「Misoca」の利用を終了)。変更は原則 30 日前に通知。第12条3項 / 付属書 C
  • インシデントは認知後 72 時間以内を目標に初報。別紙2 第10条
  • 守秘義務に係る利用データの秘密保持は、期間の定めなく存続。別紙1 第10条
  • 無料期間の終了を理由にデータを削除しない。閲覧と書き出しは残る。第8条の2

構造で担保すること

境界・認証・記録・保全

  • 事務所単位の境界をすべてのデータに。他事務所の記録には、一覧・URL 直打ち・横断検索・MCP のいずれからも到達しない。自動テストで検証。
  • 事件単位の情報遮断。取扱者に加えた者だけが開け、管理者も自動では入らない。文書・期日など事件に属する 15 のモデルに波及。第12条5項
  • 2要素認証(TOTP)を事務所の設定で必須化できる。SSO(Microsoft Entra ID / Google Workspace)を必須にすれば、退職者の遮断は ID 基盤側で完結。接続元 IP の制限。
  • 80 種類以上の操作を監査ログに記録。誰が・いつ・何に・何をしたか。事務所で確認し、CSV・PDF で書き出せる。外へ出る操作は必ず記録。第12条6項
  • 削除は 30 日間ゴミ箱に残る。証拠番号を振った文書と確定した書面は、削除自体を止める。
  • 通信は TLS、保存データは暗号化。データベースは 35 日間の任意時点復元、文書は版管理(旧版は 90 日保持)。
  • AILEX が自動で進めたことは、人の操作とは別に記録。誰がやったのかが追えなくならないように。

弁護士法・弁護士職務基本規程・弁護士情報セキュリティ規程の各条文との対応は 法令適合性マップ にまとめています。利用契約の本文(版 2026-09)は、ご登録後に設定画面で全文を確認できます。同意できるのは事務所の管理者のみです。同意の前から利用を始められますが、その間に適用されるのは公開している利用規約で、秘密保持契約・データ処理契約は同意の時から適用されます。事件情報を登録する前の同意をお勧めします。検証可能性の考え方は、技術仕様「VAP/LAP」として IETF に Internet-Draft で提出しています(最新は第04版・2026年9月30日)※5。

§6 料金

まず 1ヶ月間、実務で確かめる。

導入判断は、資料ではなく実務で。登録した当日から、実際の事件の流れでお試しいただけます。無料期間が終わっても、記録は消えません。

FREE

無料期間

まず試したい事務所に

1ヶ月登録した当日から、すべての機能を(書面 30 回・読み取り 500 ページまで)

  • ブラウザで当日から利用開始。インストール不要
  • 期間終了後も閲覧と書き出しは残り、データは削除されない
  • 自動で有料に切り替わることはない
無料ではじめる

PRO

有料プラン

日常の実務に組み込む事務所に

1 席 13,200 円/月税込(税抜 12,000 円)· 月単位の契約 · 銀行振込(請求書払い)

  • 1 席ごとに毎月 書面 60 回+読み取り 1,000 ページ。事務所全体でまとめて使え、毎月 1 日に戻る
  • 弁護士・事務員(パラリーガル)・管理者の区別なく、同じ額・同じ枠。招待中の人も含め、使っていない席も数える
  • 7 割で画面とメールでお知らせ。足りない月だけ追加枠(11,000 円で書面 30 回+読み取り 500 ページ)を足せる
  • 席はいつでも増やせる。請求書は電子メールで送付し、発行から 30 日以内に振込
料金と利用枠の詳細を見る

ENTERPRISE

大規模導入

大人数の事務所・大規模導入に

お問い合わせ要件に応じて個別にご案内

  • SSO(Entra ID / Google Workspace)・接続元 IP 制限・情報遮断を前提にした導入設計
  • 利用契約・データ処理契約に関するご質問への対応
  • お問い合わせ:info@ailex.co.jp
メールで相談する

※ 有料プランのご利用は、初回の請求書に対する入金を確認した日の翌月 1 日から開始します。契約期間の途中での解約はできず、残期間分の返金はありません。料金と利用枠は料金ページ、契約条件の正式な記載は特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

FAQ

よくあるご質問

Q.01依頼者の情報を AI に入力しても、守秘義務の観点で大丈夫ですか?
AILEX v2 の AI 処理は Amazon Bedrock の国内限定推論プロファイル(東京・大阪)内で完結し、入力データは基盤モデルの訓練・改善に使われません(利用契約 第7条)。当社は、事務所の管理者の同意により秘密保持契約・データ処理契約を一体で締結し、弁護士法第23条の守秘義務の趣旨を尊重する義務を契約上負います(別紙1 第3条)。運用の適否は各事務所でご判断ください。
Q.02米国の CLOUD Act によって、事件記録が米国政府に開示されることはありませんか?
CLOUD Act(Clarifying Lawful Overseas Use of Data Act)は、米国の法執行機関が令状などの法律上の手続によってサービス事業者にデータの提出を求める場合に、その対象に米国外に保存されたデータも含まれうることを明確にした米国の法律です。AILEX v2 は、データを AWS の東京リージョンに保存し、AI の推論を東京・大阪のリージョンで行っていますが、保存場所が日本であることだけで、この法律が及ぶ可能性がなくなるわけではありません。AWS は、企業顧客のコンテンツについて法的に有効な要求を受けた場合、法執行機関に顧客へ直接求めるよう最大限努め、法的に許される場合は顧客に通知し、法令に抵触する要求や過度に広範な要求には異議を申し立てると公表しています(ここでいう顧客は、AWS と契約している当社です)。また AWS は、この統計の公表を始めた 2020 年以降、米国外に保存された企業・政府顧客のコンテンツが米国政府に開示された例はないとしています(2025年6月時点)。出典:AWS「CLOUD Act」https://aws.amazon.com/compliance/cloud-act/
Q.03個人情報のマスキングは行いますか?
行いません。従来版の送信前マスキングは、外部 AI に送る前提の対策でした。AILEX v2 では推論が当社の保管環境と同一の管理下・日本国内で完結するため、送信前の匿名化・仮名化処理を行わない設計です(利用契約 第7条4項)。
Q.04AI が作成した書面を、そのまま裁判所に提出できますか?
できません。AI 生成コンテンツは参考情報・ドラフトです。弁護士資格を有する者が、依頼者への送付または裁判所への提出の前に内容を精査し、必要に応じて修正する必要があります(利用契約 第4条の2)。書面には確認を要する箇所を【要確認】として明示しますが、網羅的なものではありません。AILEX は法律事務を行うものではありません。
Q.05mints と直接連携(自動アップロード)できますか?
mints は外部連携用 API を提供していないため、アップロードは弁護士ご自身が mints 上で行います。AILEX v2 は提出物の期限・状態管理、ファイル要件と秘匿情報のチェック、他事件の混入チェック、証拠番号スタンプ、大容量ファイルの分割、申立手数料の算出、送達と期限の計算、送達の記録など、提出の前後を支援します。mints の操作そのものは mints 活用ガイドにまとめています。
Q.06事務所の管理者は、すべての事件を見られますか?
通常は見られます。ただし事件単位の情報遮断を設定した事件は、管理者であっても取扱者として登録されない限り閲覧できません(利用契約 第12条5項)。担当外の職員に見せない事件や、特に機密性の高い事件のための措置で、遮断は文書・期日・書面など事件に属するデータにも及びます。受任の可否(利益相反)の判断を代わりに行うものではありません。
Q.07無料期間が終わったら、記録は消えますか?
消えません。新規の登録・変更はできなくなりますが、閲覧と書き出しは引き続き行えます(利用契約 第8条の2)。有料プランをご契約いただくと制限は解除されます。データが削除されるのは、事務所から「利用終了およびデータ削除」の申請を受けたときだけです(第10条の2)。
Q.08使える AI モデルは最新ですか?
日本国内のリージョンで処理できるモデルに限ります。新しい世代のモデルは当面、国外向けのプロファイルにしか出ないことがあり、モデルの世代では一歩遅れます。これは承知のうえで選んでいます。
Q.09従来版の AILEX(users.ailex.co.jp)を利用しています。どうなりますか?
AILEX v2 は従来版とは別のシステム(app.ailex.co.jp)として提供します。従来版からのデータの引き継ぎについては、info@ailex.co.jp までお問い合わせください。

COMPANY

運営会社

サービス名AILEX(エーアイレックス)
運営会社AILEX合同会社
代表上村 十勝
事業責任者山川 慎太郎
所在地〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル
電話番号03-6821-7462(お問い合わせは原則メールで)
メールinfo@ailex.co.jp
顧問弁護士事務所弁護士法人えそら
会社概要会社概要(法人番号・資本金など)
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AILEX が大切にしていること

AILEX は、AI が法律事務を代替するためのツールではありません。弁護士の判断を最終地点に置き、そこへ至る過程─集める・読む・整理する・準備する・記録する─を支えるための道具です。

事件記録は依頼者から預かったもの。消せない、外に出せない、取り違えられない。データは AI の推論も含めて日本国内に閉じる。最終的な判断は弁護士が行い、AI は補助であって代わりに決めない。AILEX v2 の設計は、この前提から導かれています。

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