
認証に使う端末の機種変更を計画する
TreeeSの暫定マニュアルには認証用電話番号を使う二要素認証が示されています。機種変更は単なる端末の入替えではなく、認証を継続できるかの確認作業になります。
最初に整理すること
TreeeSの暫定マニュアルには認証用電話番号を使う二要素認証が示されています。機種変更は単なる端末の入替えではなく、認証を継続できるかの確認作業になります。GビズID利用者かどうかも区別し、自分の登録経路に合った変更手順を確認してから旧端末を初期化する方針を準備します。
具体的な準備手順
変更日、旧端末を利用できる最終日、新端末の準備担当を決めます。公式手順がある場合は、登録変更、本人確認、旧端末の扱いを順番に整理します。電話番号が変わる場合と端末だけ変わる場合を分け、メールや復旧連絡先にも影響がないか確認します。
担当者が確かめるポイント
新端末での確認は、表示があることだけでなく実際に正規の利用を完了できるかを確かめます。移行中に旧端末も必要な場合は安全に保管し、貸出しや売却を先行させません。利用者本人が確認する工程を省略せず、管理者だけで完了したと判断しないようにします。
例外が起きたときの扱い
旧端末がすでに使えない場合は、通常の変更と復旧のどちらに該当するか公式案内で確認します。提出期限の迫る作業は代替担当に引き継ぎ、復旧のための情報を私用チャットへ貼らないようにします。変更完了後は、旧端末に残る事件資料や認証状態の処理を別項目で記録します。
具体例で点検する
機種変更で電話番号を維持する場合でも、端末返却前に新端末で必要な受信ができるか本人が確認します。番号を変える場合は登録情報の変更も別作業にし、単に連絡帳を移したことで完了としません。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文40–49ページでは、次の点を確認できます。通常のログインでは登録メールアドレスとパスワードに続き、コード送信または電話による二要素認証の例が示されています。GビズID利用者はTreeeS側でパスワードや二要素認証を変更できないとされています。認証用電話番号の誤登録はログイン不能につながるため、端末の所有者だけでなく登録経路も把握します。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 旧端末の停止日を確認する
- 公式の移行順序を確認する
- 本人が新端末で確認する
- 旧端末の残存情報を処理する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文40–49ページ。2026年10月10日確認 ↗
あわせて読む
離席・中断時の画面ロックを徹底する
事件資料を開いたまま離席すると、本人の認証が安全でも周囲の人が画面や操作に触れられます。TreeeSのセッション仕様を推測するより、端末側の画面ロックと作業中断の手順を確実にすることが準備になります。
記事を読む 登録・権限印刷物からの情報露出を防ぐ
電子記録を使っていても、確認用に印刷した紙から情報が広がることがあります。TreeeSの印刷機能がどう提供されるかとは別に、事務所で印刷を認める目的、プリンターの場所、廃棄方法を整理します。
記事を読む 登録・権限ダウンロード先と自動同期を点検する
資料を確認するためのダウンロードが、個人用クラウドへの自動同期につながる場合があります。TreeeSから取得できる記録の範囲は正式な権限と案内に従うとして、取得後にどこへ保存されるかは端末側でも管理が必要です。
記事を読む