
印刷物からの情報露出を防ぐ
電子記録を使っていても、確認用に印刷した紙から情報が広がることがあります。TreeeSの印刷機能がどう提供されるかとは別に、事務所で印刷を認める目的、プリンターの場所、廃棄方法を整理します。
最初に整理すること
電子記録を使っていても、確認用に印刷した紙から情報が広がることがあります。TreeeSの印刷機能がどう提供されるかとは別に、事務所で印刷を認める目的、プリンターの場所、廃棄方法を整理します。電子化が進むほど紙の存在を台帳から見落としやすい点に注意します。
具体的な準備手順
確認、打合せ、裁判所の指示対応など印刷目的を整理し、不要な一括印刷を減らします。出力先を選ぶ際は拠点名と設置場所が分かる名称にし、機密資料を人通りの多い場所へ放置しない仕組みを検討します。印刷設定の記憶によって前回の別拠点へ出ないか確認します。
担当者が確かめるポイント
印刷後はページ数と内容を点検し、誤って別事件の資料を続けて出力していないか確かめます。裏紙の再利用が許容される情報かも判断します。紙に加筆した内容を正式な修正として扱う場合は、電子版への反映と承認を別に行い、手書きの一枚だけが最新版にならないようにします。
例外が起きたときの扱い
誤ったプリンターへ送った場合は、ジョブ取消しだけで回収できたと判断せず、出力先の担当者へ確認します。回収できない場合の報告経路を決め、印刷した時刻と資料の範囲を整理します。廃棄は一般ごみと分け、事務所の機密廃棄手順に従って処理します。
具体例で点検する
複合機に印刷予約だけが残った場合、翌朝の担当者が別事件の出力物と取り違えるおそれがあります。出力者が回収まで確認し、取り消した印刷についても機器側の待ち行列を点検します。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文72、126ページでは、次の点を確認できます。提出前には秘匿事項、第三者への閲覧制限事項、マイナンバーについて確認するチェックが示されています。参考データでは保存先フォルダの選択を誤ると意図しない利用者に見られる可能性があるとされ、不明な保存先は裁判所へ確認するよう案内されています。本文の点検と公開範囲の確認を別の項目にします。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 印刷目的を確認する
- 出力先の場所を確認する
- 紙への修正を電子版へ反映する
- 誤出力の回収結果を確認する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文72、126ページ。2026年10月10日確認 ↗
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ダウンロード先と自動同期を点検する
資料を確認するためのダウンロードが、個人用クラウドへの自動同期につながる場合があります。TreeeSから取得できる記録の範囲は正式な権限と案内に従うとして、取得後にどこへ保存されるかは端末側でも管理が必要です。
記事を読む 登録・権限支援が必要な利用者の環境を準備する
TreeeSの公開調達資料にはアクセシビリティに関する改修の記述がありますが、個々の支援技術での動作を保証するものではありません。導入前に、利用者が業務を遂行するために必要な表示、入力、確認の条件を本人と整理することが有効です。
記事を読む 登録・権限定期的な利用権限の棚卸しを行う
利用開始時に適切だった権限も、事件終了や担当変更によって過剰になることがあります。定期点検では「登録されている人」の一覧だけでなく、今も必要な作業があるかを確認します。
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