
作業中に通信が切れた場合
通信断の前後で処理の状態が分からなくなったときは、入力の復元と提出等の結果確認を分けます。再接続後に何を確かめるかを、業務の種類ごとに整理します。
切断した時点を残す
最後に確認できた画面と、直前に実行した操作を記録します。送信前だったか、送信後の応答待ちだったかは重要な違いです。可能なら発生時刻と表示文言を控え、端末の再起動等をする前に未保存の資料をどう扱うか確認します。
接続経路を確認する
無線接続、所内ネットワーク、回線等のどこに問題があるか、管理担当者へ相談します。別回線を使う場合も、組織で認められた安全な環境に限ります。公共の回線へ無条件に切り替えたり、私用端末へ記録を送ったりして対応することは避けます。
再接続後は状態を照合する
入力途中であれば、保存された内容があるか公式手順に従って確認します。送信後であれば、処理状況や確認情報を調べ、未処理と確認できるまで同じ送信を重ねません。部分的に取得した資料は、正常に開けるかとページがそろうかを点検します。
事件への影響を評価する
通信が戻っても、対応期限や共同作業に遅れがないかを確認します。必要なら裁判所の窓口へ状況と処理状態の疑問を伝えます。障害の記録は経緯を説明する資料として残しますが、それだけで救済が当然に認められると考えないことが大切です。
通信断の直前の操作を特定する
添付選択中、アップロード中、提出ボタン押下後では、失われた可能性のある情報が違います。最後に確認できた状態と、その後の結果表示の有無を分けて記録します。回線復旧後は下書きや提出一覧を確認し、結果不明の処理を単純にやり直しません。別回線へ切り替える場合も事務所が認める方法を使い、公共Wi-Fiへ無計画に接続して業務を再開しないようにします。
公式資料で確認する範囲
自己研修サイトで公開されている当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文1頁では、PC対応ブラウザーや画面表示の推奨条件が記載される一方、ブラウザーの戻る・進む、Altと矢印キー、F5による再読み込みなどは動作保証対象外とされています。画面内のボタンを使うことが案内されているため、表示不良に対して反射的に再読み込みを繰り返す対応は避けます。検証の際は利用環境と直前の操作を記録して比較します。これは2026年10月10日に確認した研修用の資料に基づく説明です。本番の適用対象・最新画面は利用時点の裁判所の案内で確認してください。
実務チェック
- 切断前の操作を特定する
- 承認された接続経路で復旧する
- 再送前に処理状況を照合する
- 期限や共同作業への影響を確認する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
編集方針・出典の扱いあわせて読む
ブラウザー環境が原因か確認する
表示や操作に問題があるとき、ブラウザーを変えるだけで解決と決めつけると、未保存入力や設定が失われる場合があります。公式な対応環境に沿って比較する方法を解説します。
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表示不良への対策としてキャッシュ削除が挙がることがありますが、常に最初の手段ではありません。作業状態や再ログインへの影響を確認し、必要な場合に限定して実施します。
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