
ブラウザー環境が原因か確認する
表示や操作に問題があるとき、ブラウザーを変えるだけで解決と決めつけると、未保存入力や設定が失われる場合があります。公式な対応環境に沿って比較する方法を解説します。
対応環境を確認する
利用時点の公式案内にあるブラウザーや設定条件を確認します。他の裁判所システムの対応環境をそのまま流用しません。現在の種類、版、端末のOSを記録し、推奨条件との差を管理担当者に相談できる状態にします。
変更前に作業を保全する
入力途中の内容や編集中の資料がある場合は、保存状態を確認します。ブラウザーの終了、履歴削除、更新で情報が失われる可能性があるため、先に問題の表示と作業段階を記録します。提出等の結果が不明な場面では、環境変更より結果確認を優先します。
一つずつ比較する
承認された別の環境で試す場合は、同じ対象と同じ操作で現象が再現するか確認します。複数の設定を一度に変えると原因が分からなくなります。問題を回避できても、公式に認められない環境を常用せず、正式な対応方法を確認します。
結果を手順へ反映する
変更内容、試した日時、改善の有無を記録します。所内の他端末にも同じ問題がある場合は、個別に試行錯誤するより管理者が統一した対応を案内します。更新後の動作確認には、閲覧だけでなく、業務に必要な操作が支障なく行えるかも含めます。
比較する条件を一つにする
別ブラウザーで試して改善しても、同時に端末や回線まで変えると原因が分かりません。承認された環境で、同じ架空データ、同じ表示操作を使って比較します。実際の提出操作を検証目的で繰り返してはいけません。ブラウザーの名称と版、拡大率、ウィンドウサイズ、拡張機能の有無を整理し、対応環境の範囲内でも管理設定の影響があることを踏まえて調査します。
公式資料で確認する範囲
自己研修サイトで公開されている当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文1頁では、PC対応ブラウザーや画面表示の推奨条件が記載される一方、ブラウザーの戻る・進む、Altと矢印キー、F5による再読み込みなどは動作保証対象外とされています。画面内のボタンを使うことが案内されているため、表示不良に対して反射的に再読み込みを繰り返す対応は避けます。検証の際は利用環境と直前の操作を記録して比較します。これは2026年10月10日に確認した研修用の資料に基づく説明です。本番の適用対象・最新画面は利用時点の裁判所の案内で確認してください。
実務チェック
- 公式の対応環境を確認する
- 変更前に入力状態を確認する
- 条件を一つずつ変える
- 試行結果を管理担当者へ共有する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
編集方針・出典の扱いあわせて読む
キャッシュ削除を試す前に確認すること
表示不良への対策としてキャッシュ削除が挙がることがありますが、常に最初の手段ではありません。作業状態や再ログインへの影響を確認し、必要な場合に限定して実施します。
記事を読む トラブル対処別画面やダウンロードが開かない場合
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