
縦横混在の資料を読みやすく整える
縦長の文書に横長の表や写真が混ざると、読む人が何度も回転操作を行うことになります。提出用PDFでは向きと表示を整えると理解しやすくなりますが、元資料の内容や縮尺を無条件に変えてよいわけではありません。
最初に整理すること
縦長の文書に横長の表や写真が混ざると、読む人が何度も回転操作を行うことになります。提出用PDFでは向きと表示を整えると理解しやすくなりますが、元資料の内容や縮尺を無条件に変えてよいわけではありません。調整は提出先の条件を確認して行います。
具体的な準備手順
横長の表、図面、写真、見開き資料を抽出し、各ページの本来の向きを確認します。回転だけで済むのか、余白を含めて原寸を維持すべきかを区別します。図面や寸法のある資料は、見やすくするための縮小が内容理解に影響しないか担当者が判断します。
担当者が確かめるポイント
変更後は通常表示と拡大表示で文字や凡例が読めるか確認します。横向きページのヘッダー、脚注、ページ番号が切れていないか点検します。PDFの表示上の回転と、ページ自体の向きの情報が異なる場合があるため、別の閲覧環境でも確認できると安心です。
例外が起きたときの扱い
一つのページを分割しないと読めない場合は、原資料との対応と提出方法を責任者が検討します。勝手に分割して証拠番号やページ参照を変えないようにします。調整した版を作ったら元データを残し、何を変更したかを記録して内容の改変と区別します。
具体例で点検する
横向きの表だけを回転した場合、見開きの連続性やページ番号の方向も確かめます。すべてを縦に縮小して文字を潰すより、読み手がその表を確認できる表示を選びます。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文71、109ページでは、次の点を確認できます。確認画面の初期入力や記載例も提出者自身で点検するよう注意されています。準備書面の主張欄へPDFをアップロードすると、フォームへ入力した主張は削除され、当事者情報等と一体の帳票になる説明があります。手元のPDFだけでなく最終的に形成された書面を読み、両方の主張が残ると思い込まないよう確認します。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 横長資料を抽出する
- 縮尺への影響を確認する
- 文字と凡例を拡大して読む
- 向きの調整内容を記録する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文71、109ページ。2026年10月10日確認 ↗
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