
継続事件の追加書面を準備する
継続事件では過去の書面や証拠を参照する機会が多く、前回の資料を流用する際に古い情報が残りやすくなります。TreeeSへの移行が関係する場合も、当該事件の提出経路を改めて確認します。
最初に整理すること
継続事件では過去の書面や証拠を参照する機会が多く、前回の資料を流用する際に古い情報が残りやすくなります。TreeeSへの移行が関係する場合も、当該事件の提出経路を改めて確認します。既存事件だから登録や権限の確認は不要と考えないことが大切です。
具体的な準備手順
今回の提出目的、前回から変わった事情、引用する既提出資料、追加資料を整理します。書面の通番や証拠番号は事件の経緯を確認して決めます。過去の提出版を編集用に複製する場合は、元版を保持し、今回の作業用と識別します。
担当者が確かめるポイント
本文中の日付、担当者、裁判所、事件番号、相手方の表示を点検します。前回提出したはずという記憶だけで引用せず、提出結果と当該版を確認します。新しい主張と既存証拠の対応を照合し、参照箇所が別の版を指していないか確認します。
例外が起きたときの扱い
過去の提出内容に誤りが見つかった場合は、今回の書面で無言で修正せず必要な対応を責任者が判断します。移行中に旧記録が見えない場合も未提出と即断せず、保存資料と正式な確認方法を使います。今回の提出後は、事件の時系列と資料一覧を更新します。
具体例で点検する
前回の提出から代理人や当事者情報が変わっている場合、初期入力をそのまま信じません。過去の書面と現在の情報の差分を確認し、今回の提出に反映すべき変更を責任者が判断します。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文63、106–109、126–130ページでは、次の点を確認できます。既存事件の詳細から進むフォームでは事件番号等が初期入力されます。また、自分と関連付いていない事件でも裁判所と事件番号を特定して提出する説明があります。事件が一覧に見えるかどうかだけで提出先を判断せず、新規か既存か、対象の裁判所・番号・当事者が一致するかを独立して点検します。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 今回の目的と変更点を整理する
- 過去の提出版を確認する
- 古い表示を点検する
- 事件の資料一覧を更新する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文63、106–109、126–130ページ。2026年10月10日確認 ↗
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