
音声・動画資料の提出準備を整理する
音声や動画は、PDFへ変換すれば同じ内容が伝わる資料ではありません。TreeeSで受け付ける媒体や形式、別途必要な手続は正式案内や個別指示で確認します。
最初に整理すること
音声や動画は、PDFへ変換すれば同じ内容が伝わる資料ではありません。TreeeSで受け付ける媒体や形式、別途必要な手続は正式案内や個別指示で確認します。準備段階では原データ、再生条件、反訳や説明資料の対応を整理しておくと確認が進めやすくなります。
具体的な準備手順
取得経路、記録した機器、ファイル名、長さ、把握できる記録日時を記録します。原データを保持し、切り出しや音量調整を行う場合は別版にします。反訳を作る場合は時刻位置と対応させ、不明瞭な発言を推測で断定しないようにします。
担当者が確かめるポイント
提出候補は最初から最後まで再生できるか、音声と映像がずれていないか確認します。切り出した範囲の前後関係や、複数ファイルの順序を点検します。反訳と実際の発言の一致は担当者が確認し、自動文字起こしの出力を無検証で確定版にしません。
例外が起きたときの扱い
形式が受け付けられない場合は、拡張子の変更だけで対応せず正式な方法を確認します。容量を下げる変換は画質・音質に影響するため、内容の判別を維持できるか検証します。提出の方法が確定するまで、外部共有リンクを送るだけで提出した扱いにはしません。
具体例で点検する
録音の途中を切り出す場合は元データ上の開始・終了位置を記録します。反訳の時刻を切出し版のゼロ秒と混在させず、聞き取れない箇所は推測の発言として埋めない方針を徹底します。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文113–115ページでは、次の点を確認できます。書証フォームの拡張子例にはPDF、MP4、MP3、PNG、JPG、JPEGがあり、アップロードファイルにパスワードを付けないよう注意されています。写真の撮影対象等は補足事項で整理し、書証に関連するPDFを関連データとして添付する説明もあります。利用できる形式と、個別事件で必要な証拠説明は分けて確認します。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 受入方法を正式に確認する
- 原データを保持する
- 反訳と時刻位置を対応させる
- 全体の再生を確認する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文113–115ページ。2026年10月10日確認 ↗
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