
利用端末の台帳・確認票のひな形
端末台帳は機器の数を数えるだけでなく、どの担当者がどの環境で作業できるかを把握するために使います。OS、ブラウザ、サポート状況、周辺機器、保存先の方針を同時に点検します。登録した台数を利用可能台数とみなさず、実際の作業確認と管理者による設定確認を分けて残します。
このひな形を使う場面
端末台帳は機器の数を数えるだけでなく、どの担当者がどの環境で作業できるかを把握するために使います。OS、ブラウザ、サポート状況、周辺機器、保存先の方針を同時に点検します。登録した台数を利用可能台数とみなさず、実際の作業確認と管理者による設定確認を分けて残します。
以下はAILEX編集部による所内用の記入式ひな形です。裁判所指定の様式ではありません。空欄を推測で埋めず、確認できた内容と担当者の判断を分けて使います。
記入欄と使い方
転記して使う欄は「資産ID/利用者又は役割/設置場所/OSと版/ブラウザと版/更新状態/画面条件/周辺機器/保存先/管理者/確認日/改善事項」です。各欄は一行一事項を基本とし、長い説明や添付資料は参照番号で対応させます。状態の欄には未着手、確認中、確認済み等の所内定義を付け、記入しただけで完了になる運用を避けてください。
架空の記入例
資産ID=PC-012、役割=提出前照合、場所=所内執務室、OS=Windows 11(詳細版は管理台帳参照)、ブラウザ=Edge(版は確認日に記録)、更新=管理者確認済み、画面=最大化で確認、周辺機器=共用スキャナー、保存先=案件別の所内管理領域、確認日=10月10日、改善=ダウンロード先の運用説明を追加。架空の構成であり動作保証を示す例ではありません。
確認と差異への対応
公開の暫定マニュアルは印刷1頁に利用環境を示しています。対象環境であることと、所内のセキュリティ設定の下で作業できることは別なので、管理者と担当者の両方で確認します。パスワードや回復コードなどの認証情報は台帳へ記載せず、端末利用者の変更や返却時の更新手順を設けます。
保管と見直し
持出し端末は所在だけでなく管理条件と返却予定を確認します。廃棄予定の端末が実作業に残っていないか、共用機の保存先へ資料が放置されていないかも見直してください。管理番号は継続して使い、修理や交換の履歴を残すと、特定機器だけで発生した問題を調べやすくなります。
実務チェック
- 実際のOS・ブラウザの版を記録した
- 台帳に認証情報を含めていない
- 担当交代時の台帳更新を決めた
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:2026年4月3日追加機能改修公募・調達仕様書(システムの背景。本文の様式・架空例はAILEX編集部の実務提案) ↗
- 裁判所 TreeeS自主研修サイト:ヘルプ掲載「当事者用操作マニュアル」Ver.2.0、2026年8月31日発行・暫定版、印刷1頁(研修公開資料と本番の対象事件への適用は別途確認) ↗
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