
利用者研修の受講と理解を記録する
研修に参加した記録だけでは、担当者が必要な判断をできるかは分かりません。TreeeSの公式研修と事務所独自の業務教育を分けて記録し、対象者ごとに足りない学習を見つけます。
最初に整理すること
研修に参加した記録だけでは、担当者が必要な判断をできるかは分かりません。TreeeSの公式研修と事務所独自の業務教育を分けて記録し、対象者ごとに足りない学習を見つけます。研修の受講を資格やシステム権限の取得と同じものとして扱わないことが重要です。
具体的な準備手順
研修台帳には題名、主催者、受講日、対象サービス、資料の版、受講者を記載します。内部教育では事件の選択、版確認、疑問点の差戻し、結果確認など役割ごとの項目を設けます。録画や配布資料の再共有は主催者の条件を確認し、無条件に全員へ配布しません。
担当者が確かめるポイント
理解確認には架空の取り違え例を使います。例えば同じ依頼者の別事件を選んだ場面や、承認後にPDFが差し替わった場面で、どこで止めるか説明してもらいます。操作速度だけで評価せず、分からないときに正しい確認先へ戻れることを重視します。
例外が起きたときの扱い
未受講者や理解が不足する人には、担当作業を限定しながら追加支援を行います。システム改訂があれば以前の受講で十分か見直します。誤りが起きた場合も個人の受講不足と即断せず、手順や画面の分かりにくさ、分担の曖昧さも改善対象に含めます。
具体例で点検する
研修記録は出席欄に加え、事件識別、最終書面確認、結果保存の演習を本人が実施したか記します。つまずいた操作を再練習の対象にし、理解していない項目を受講済みの一言で隠しません。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文2–3、31–33ページでは、次の点を確認できます。登録の流れは、利用者種別の選択、メールを用いた仮登録、本人・資格確認、本登録として説明されています。法人・士業者にはGビズIDを使う経路もあり、法人/士業事務員アカウントはGビズIDメンバアカウントに限るとされています。内部の職名だけで種別を決めず、実際に選ぶ登録経路と必要な確認を照合してください。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 公式研修と内部教育を区別する
- 資料の版を記録する
- 架空事例で理解を確認する
- 改訂後の追加教育を判断する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文2–3、31–33ページ。2026年10月10日確認 ↗
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