
共用端末で本人の利用状態を残さない
会議室や受付の共用端末は、利用者が短時間で交代するため前の人の状態が残りやすい環境です。TreeeSの利用を認めるかどうかは事務所で判断し、認める場合にはブラウザーを閉じるだけで十分と考えず、セッションと保存ファイルの両方を管理します。
最初に整理すること
会議室や受付の共用端末は、利用者が短時間で交代するため前の人の状態が残りやすい環境です。TreeeSの利用を認めるかどうかは事務所で判断し、認める場合にはブラウザーを閉じるだけで十分と考えず、セッションと保存ファイルの両方を管理します。
具体的な準備手順
利用目的、認める担当者、ファイルの保存可否を定めます。可能なら個人ごとにOSの利用環境を区別し、認証情報を共通ユーザーのブラウザーに保存しないようにします。閲覧だけの利用でもファイルが自動保存されることがあるため、ダウンロード場所と印刷設定を確認します。
担当者が確かめるポイント
利用終了時には、公式に案内された終了操作、端末の利用終了、保存ファイルの扱いを確認します。担当者交代の点検は、前の人の機密情報を探す形で行わず、架空の資料で想定した情報が残らないか確認します。清掃担当者や来訪者から画面が見えない設置場所も検討します。
例外が起きたときの扱い
前利用者の事件情報が表示された場合は、内容を見続けず利用を止め、管理担当へ連絡します。記録するのは発見時刻、端末、表示された状態など最小限とし、画面全体を関係のない人へ共有しません。原因が確認されるまで共用利用を一時停止する判断基準を用意します。
具体例で点検する
共用端末で作業を中断した場合、画面を閉じただけではダウンロードした資料が残ります。利用後の点検に保存先、最近使ったファイル、印刷待ちを含め、残存があった場合の処理責任者を決めます。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文1、48–49ページでは、次の点を確認できます。推奨環境の説明に加え、ログイン画面自体をブックマークするとログインできず、トップ画面から進む必要があるとの注意があります。ブラウザーの見た目だけを変えても認証状態が分離されたとは限りません。利用者が自分の正規の入口から認証し、画面に表示される利用者を確認することを端末手順に含めます。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 利用目的と利用者を限定する
- 認証情報を保存しない
- 終了後の残存を試験する
- 情報が見えた際の停止先を決める
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文1、48–49ページ。2026年10月10日確認 ↗
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