
在宅勤務での利用環境を整える
在宅勤務では、通信環境だけでなく家族からの画面の見え方、紙の保管、個人端末への保存も確認対象になります。TreeeSの接続条件は正式案内で確認したうえで、事務所が管理できる範囲と利用者が守る手順を整理します。
最初に整理すること
在宅勤務では、通信環境だけでなく家族からの画面の見え方、紙の保管、個人端末への保存も確認対象になります。TreeeSの接続条件は正式案内で確認したうえで、事務所が管理できる範囲と利用者が守る手順を整理します。自宅だから安全、という前提は置きません。
具体的な準備手順
貸与端末の使用、画面ロック、作業場所、印刷可否、持ち出した紙の保管を事務所内のルールにします。ネットワークは業務に適した設定を管理担当が確認し、私物機器と同じ共有フォルダに事件資料を置かないようにします。リモート接続を使う場合も、接続先に残るデータと手元端末に残るデータを区別します。
担当者が確かめるポイント
準備の確認には架空資料を用い、PDFの閲覧、ファイル選択、提出候補の保存場所を一通りたどります。実事件の資料を家族のプリンターへ送るような副作用がないかも点検します。勤務時間外の通知確認については、常時待機を暗黙に求めず、担当時間と代替担当を決めます。
例外が起きたときの扱い
通信が不安定な場合は、何度も提出を試す前に結果確認を行える担当へ連絡します。端末紛失や家族への誤表示が起きたときの報告先も出社時と同様に明示します。自宅から使えない状況が続くなら、安全な代替場所と担当交代を確保し、危険な設定変更で回避しない運用にします。
具体例で点検する
自宅のプリンターが家族共用の場合は、印刷を許可するかを事務所内で先に決めます。許可する場合でも、出力直後の回収、保管場所、不要紙の処理まで記録し、画面だけの対策で完了としません。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文1、48–49ページでは、次の点を確認できます。推奨環境の説明に加え、ログイン画面自体をブックマークするとログインできず、トップ画面から進む必要があるとの注意があります。ブラウザーの見た目だけを変えても認証状態が分離されたとは限りません。利用者が自分の正規の入口から認証し、画面に表示される利用者を確認することを端末手順に含めます。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 画面と紙の保管を確認する
- 個人用の保存先を避ける
- 勤務時間外の担当を決める
- 通信不良時の代替経路を用意する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文1、48–49ページ。2026年10月10日確認 ↗
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