
ブラウザープロファイルを業務単位で整理する
同じ端末で私用と業務用のブラウザーを使う場合、保存されたログイン状態やダウンロード先を取り違えやすくなります。TreeeSが特定のプロファイル方式を要求するという意味ではありませんが、業務環境を区別する方法として、ブラウザーの利用ルールを整理しておく価値があります。
最初に整理すること
同じ端末で私用と業務用のブラウザーを使う場合、保存されたログイン状態やダウンロード先を取り違えやすくなります。TreeeSが特定のプロファイル方式を要求するという意味ではありませんが、業務環境を区別する方法として、ブラウザーの利用ルールを整理しておく価値があります。
具体的な準備手順
事務所で認めるブラウザーを定め、業務用のプロファイル名と保存先を分かりやすくします。同期機能を使う場合は、履歴、拡張機能、認証情報がどのアカウントへ同期するか確認します。個人のクラウドアカウントへ業務データが混ざらないよう、管理方針と設定を整合させます。
担当者が確かめるポイント
架空のPDFを使って、保存先、閲覧履歴、別プロファイルへの切替時の状態を確認します。画面色だけに頼らず、操作前に利用者とサービスを確かめる手順を残します。プライベートモードを使えば端末やネットワーク上の記録がすべて消える、という説明はしません。
例外が起きたときの扱い
誤ったプロファイルで操作したと気づいたら、提出の成否とローカルに残った資料を分けて確認します。履歴を消すだけで問題が解決したとせず、外部同期の有無や実行した操作を把握します。正常な環境を作り直す際には、承認されていない拡張機能をそのまま引き継がないようにします。
具体例で点検する
一つの端末に練習用と本番用のプロファイルを作る場合、それぞれのトップ入口と保存先を目視確認します。色分けだけでは誤操作を防ぎ切れないため、操作前に環境名と利用者名を読み取ります。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文1、48–49ページでは、次の点を確認できます。推奨環境の説明に加え、ログイン画面自体をブックマークするとログインできず、トップ画面から進む必要があるとの注意があります。ブラウザーの見た目だけを変えても認証状態が分離されたとは限りません。利用者が自分の正規の入口から認証し、画面に表示される利用者を確認することを端末手順に含めます。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 業務用プロファイルを識別する
- 同期先を確認する
- 保存先を試験する
- 誤操作時の記録を残す
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文1、48–49ページ。2026年10月10日確認 ↗
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