
写真資料の出所と加工を記録する
写真は見た目が分かりやすい一方で、撮影時期や対象、加工の有無が曖昧だと説明が難しくなります。TreeeSに提出する形式は正式案内で確認し、準備段階では元画像と説明文の対応を整理します。
最初に整理すること
写真は見た目が分かりやすい一方で、撮影時期や対象、加工の有無が曖昧だと説明が難しくなります。TreeeSに提出する形式は正式案内で確認し、準備段階では元画像と説明文の対応を整理します。画像に埋め込まれた日時だけを無条件に撮影日時として扱わないことが大切です。
具体的な準備手順
受領した元画像を保存し、撮影者、撮影対象、提供経路、把握できる撮影時期を記録します。明るさ調整、切抜き、矢印や番号の追加を行う場合は、担当者が必要性を判断し、加工版を別に作ります。原画像の情報を補う説明は、確認済みの事実と提供者の説明を分けて書きます。
担当者が確かめるポイント
写真をPDFへ配置した後は、細部の判読性、向き、色、説明文との対応を確認します。同じ場所の似た写真を取り違えていないか、番号から原画像へ戻れるかを点検します。位置情報などのメタデータを削除する場合も、証拠性や機密性を踏まえて判断します。
例外が起きたときの扱い
撮影時期が不明な写真に推測の日付を付けません。画質不足なら提供者へ元データの有無を確認し、生成AIで細部を補って事実の画像として扱わないようにします。提出用の見やすさを改善した場合も、何を変更したか説明できる記録を残します。
具体例で点検する
画像の撮影日時が転送や保存で変わっている可能性を考慮します。提供者の説明とファイル情報を区別して記録し、トリミングした画像には全体像を確認できる原版の所在を残します。
公開された暫定マニュアルとの照合
裁判所のセルフトレーニング環境で公開された当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)の本文113–115ページでは、次の点を確認できます。書証フォームの拡張子例にはPDF、MP4、MP3、PNG、JPG、JPEGがあり、アップロードファイルにパスワードを付けないよう注意されています。写真の撮影対象等は補足事項で整理し、書証に関連するPDFを関連データとして添付する説明もあります。利用できる形式と、個別事件で必要な証拠説明は分けて確認します。この説明は訓練用の公開資料に基づくもので、全裁判所・全手続での本番利用開始を示すものではありません。
実務チェック
- 元画像と提供経路を保存する
- 説明の出所を区別する
- 加工版を別にする
- 番号から元画像へ戻れるか確認する
出典・参照資料
資料に記載された計画・制度と、本記事の実務提案は区別してお読みください。
- 最高裁判所:TreeeS・RoootS追加機能改修の調達資料(構想・改修要件の確認用。以下の実務提案はAILEX編集部による) ↗
- 裁判所:TreeeSセルフトレーニング環境・ヘルプ掲載の当事者用操作マニュアル Ver.2.0(2026年8月31日発行、暫定版)、本文113–115ページ。2026年10月10日確認 ↗
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