TreeeSで書面を同時提出するには|一時保存の注意点と提出完了の確認
TreeeSの同時提出は、確認画面に表示されるリンクから行います。同時提出するフォームの一時保存に関する制限、提出書面の確認、受付番号と事件一覧の違いを公式マニュアルで解説します。
同時提出できる書面は、確認画面のリンクで確認する
TreeeSでは、書面提出前の確認画面に表示されるリンクから、別の申立て・書面のフォームへ進んで同時提出する操作が案内されています。どの書面でも自由に組み合わせられるわけではなく、その画面に表示されていないものは別々に提出する扱いです。
特に注意したいのは、同時提出しようとしているフォームを一時保存すると、同時提出できなくなるという点です。通常の下書き保存と同じ感覚で途中保存する前に、今回の提出経路を確認します。出典:公式操作マニュアル・冊子72頁。
2026年10月28日確認時点で、TreeeSは2027年1月4日の先行導入が案内されています。手続と提出先が対象かどうかは、裁判所の公式ページで別途確認してください。
準備から提出完了までの確認順序
- 入力前:同じ機会に提出したい書面の一覧を作り、提出する版のファイルをそろえる。
- 最初のフォーム:入力を進め、「入力確認へ」から確認画面を開く。
- 書面の確認:提出書面のリンクから内容を確認する。必要に応じて「ダウンロードする」で一式を確認する。
- 同時提出の選択:確認画面に目的の書面へのリンクがあるか確認し、そのリンクから次のフォームへ進む。
- 提出直前:入力済みの内容、添付、画面の確認事項を読み、提出する。
- 提出後:完了画面の受付番号などを控え、提出した書面の内容も確認する。
システムが表示した記載例や初期入力も、提出者による確認の対象です。AILEX編集部では、入力欄だけでなく、実際に提出される書面を開いて確かめる工程を設けることを提案します。
「一時保存してから同時提出」はできると考えない
公式マニュアルは、同時提出しようとするフォームは、一時保存を行わずに提出するよう注意しています。この制限は同時提出の説明に記載されたものです。「TreeeSでは一時保存が一切できない」という意味に広げないでください。
入力の途中で確認待ちが発生しないよう、添付の最終版や記載内容を先にそろえておくと、操作を中断する場面を減らせます。別の担当者による確認が必要なら、フォームを開く前に共有資料で確認を済ませる、というのがAILEX編集部の運用提案です。
すでに一時保存した場合、公式資料のこの説明だけでは同時提出の関係を復元する方法までは分かりません。入力済みの内容や提出済みの有無を確認せず、同じ申立てを繰り返し作成・提出することは避け、担当裁判所に適切な提出方法を確認します。
汎用フォームの「事件の特定欄」には限定的な例外がある
「新しい事件の申立書(汎用)」の提出確認画面から他の書面を同時提出する場面では、マニュアルは当該フォームの「事件の特定欄」を空欄のまま提出するよう説明しています。画面に必須と表示されても入力不要とされる、特定の経路についての注意です。
この例外を、すでに係属している事件への追加提出や、すべての必須欄に当てはめないでください。フォーム名と、そこへ至る操作経路が一致しているかを公式マニュアルの同じページで照合します。判断に迷う場合は、提出前に担当裁判所へ確認してください。
受付番号と事件番号が表示される時点は同じではない
書面提出の完了画面には受付番号などが表示されます。提出後のファイルは、メニューの「提出した書面(ファイル)」、またはユーザポータルの提出タブにある「提出書面一覧から開く」から確認できます。
一方、訴状や申立書を提出した後の事件領域は、担当職員の確認等が完了してから事件一覧で確認できる、とマニュアルは説明しています。提出直後に事件番号が見えないことだけで、提出失敗と決めつけないことが大切です。
提出の控え、受付番号、提出日時、問い合わせの記録をひとまとまりに残します。出力した書面を裁判所へ送付・持参する必要がある場合もあるため、電子提出が終わった後の案内も確認してください。出典:3.1.7〜3.1.8。
よくある確認事項
確認画面に出ない書面も同時提出できますか?
公式マニュアルでは、表示されていない申立て・書面は同時提出の対象として選べず、別々に提出するとされています。
一時保存したものは提出済みですか?
一時保存と提出完了は別です。提出したかどうかは、完了画面や提出書面一覧などで確認します。
完了画面が出れば手数料の納付も完了ですか?
書面提出と手数料の納付は別の操作として説明されています。納付が必要な場合は、該当する画面の案内も確認してください。
出典・参照資料
2026年10月28日確認。公式資料の説明と、AILEX編集部による運用提案を区別しています。
