「弁護士と事務員の画面が連動しない」を解消しました — 事務所チーム機能のご紹介


「私が登録した事件が、事務員の画面に表示されないのですが」

先日、AILEXをご契約いただいた法律事務所の先生から、こんなご連絡をいただきました。

弁護士がAILEXで事件を登録し、文書をアップロードし、AIで分析を実行した。ところが、隣の席にいる事務員がログインすると、画面には何も表示されていない。事務員が自分で登録した事件しか見えない。

これは、AILEXが「アカウントごとにデータを管理する」設計になっていたことが原因です。セキュリティ上は正しい動作ですが、弁護士と事務員が二人三脚で仕事をする小規模事務所では、大きな不便を生んでいました。

本日、この課題を解消する「事務所チーム機能」をリリースしました。


小規模事務所の「二人三脚」を支える

日本の法律事務所の約93.5%は弁護士1〜5名の小規模事務所です。そして多くの事務所で、弁護士1名に対して事務員1名という体制で日々の業務を回しています。

この「二人三脚」の実態を考えると、弁護士と事務員の間でデータが分断されているのは致命的です。

弁護士が裁判所に提出する書面を準備しているのに、事務員がその書面にアクセスできない。事務員が期日管理をしているのに、弁護士が登録したスケジュールが見えない。AILEXでmints提出パッケージを生成したのに、事務員がダウンロードできない。

これでは、せっかくクラウドツールを導入しても、結局は口頭やメールで「あの事件の書面を送ってください」というやり取りが発生してしまいます。


事務所チーム機能で何が変わるか

事務所チーム機能を設定すると、以下のすべてが事務所内で共有されます。

事件一覧。 弁護士が登録した事件が事務員の画面にも表示されます。逆に、事務員が登録した事件も弁護士の画面に表示されます。「この事件、どこにありますか?」という質問はなくなります。

文書。 訴状、準備書面、証拠、陳述書——事件に紐づくすべての文書が共有されます。弁護士がアップロードした証拠を、事務員がすぐに確認してmints提出パッケージの準備に入れます。

AI生成結果。 AIが生成した文書、事件分析、ファクトチェック結果を事務所内で共有できます。弁護士がAI分析を実行して、事務員がその結果を確認しながら書類を整理する、という協働が可能になります。

タスクとスケジュール。 事件に関連するタスクや期日が事務所全体で見えるようになります。弁護士が期日を登録すれば、事務員のダッシュボードにも表示されます。

mintsパッケージ。 これが特に重要です。5月21日のmints義務化を前に、多くの事務所で弁護士と事務員が協力して電子提出の準備を進めています。弁護士がAILEXで生成したmints提出パッケージを、事務員が確認・ダウンロードし、実際のmintsへのアップロードを担当する——この分業がスムーズに回るようになります。

請求・報酬管理。 タイムチャージ記録や請求書を共有できます。弁護士が法的業務を行い、事務員が経理処理を担当するワークフローを、一つのプラットフォーム上で完結させられます。


料金

事務所チーム機能は、PROプランの標準機能です。追加費用はかかりません。

また、弁護士1名につき事務員1名のアカウントを無料でご利用いただけます。弁護士の先生がPROプランをご契約いただければ、事務員の方はそのまま追加料金なしで利用を開始できます。


セキュリティについて

「データを共有する」と聞くと、セキュリティが気になるかもしれません。

PII自動マスキングでは、AILEXの独自技術であるPII自動マスキングは、チーム機能利用時も同様に適用されます。外部AIへの送信前に個人識別情報が自動的にプレースホルダに置換されるため、弁護士法第23条の守秘義務に配慮した運用が可能です。


mints義務化まであと2か月——事務所全体で備える

2026年5月21日のmints義務化まで、残り約2か月です。

電子提出の準備は、弁護士だけで完結するものではありません。書面のPDF化、証拠の整理、号証番号の付番、証拠説明書の作成——これらの作業の多くは事務員が担っています。

AILEXの事務所チーム機能を使えば、弁護士がAIで生成した文書やmintsパッケージを、事務員がすぐに確認してアップロード準備に入れます。「あの書面をメールで送ってください」というやり取りは、もう必要ありません。

mints義務化への対応は、事務所全体のチーム力が問われる局面です。AILEXは、そのチーム力を最大化するためのプラットフォームでありたいと考えています。


※ AILEXのAI機能による生成結果はすべてドラフトであり、最終的な法的判断および責任は弁護士に帰属します。AILEXは弁護士法第72条に定める法律事務の取扱いを行うものではなく、弁護士の業務を支援するツールとして機能します。


AILEXについて

「AILEX(エーアイレックス)」は、小〜中規模の法律事務所向けのAI法務支援クラウドSaaSです。AI法律相談チャット、70種類のAI文書生成テンプレート、AIファクトチェック、AI事件分析、27種類のAIエージェント、mints対応機能、PII自動マスキング技術を統合した「検証可能なAIリーガルOS」です。

サービスURL:https://users.ailex.co.jp
公式サイト:https://ailex.co.jp

AILEX合同会社
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル
TEL:03-6821-7462
E-mail:info@ailex.co.jp
公式LINE:https://lin.ee/P9JAWZp

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