TreeeS・次世代

TreeeSの入力フォーム方式とは?mintsの提出方法から何が変わるか

TreeeSの入力フォーム方式とは?mintsの提出方法から何が変わるか

mintsの次に来る次世代システムとして、最高裁判所はTreeeS(ツリーズ)の導入を予定しています。現在の mints(改修版)でも、新規申立てでは申立ての趣旨・理由や当事者をフォームに入力できますが、準備書面や証拠説明書などは PDF で提出します。TreeeSでは、証拠説明書などにも入力フォーム方式が広がることが見込まれています。本記事で、想定される違いと実務への影響を整理します。

※ mints(改修版)の新規申立てでは、当事者が10名までならフォームに入力し、申立ての趣旨・理由のフォーム入力と PDF 添付を併用できます(裁判所「民事訴訟フェーズ3に向けた準備の手引」)。

※TreeeSの仕様・導入時期は確定情報ではありません。開発・導入の状況は流動的であり、本記事は報じられている情報・解説に基づく見通しです。最新情報は最高裁判所等の公式発表をご確認ください。

TreeeS(ツリーズ)とは

TreeeSは、提出(e-filing)・事件管理(e-case management)・法廷(e-court)を統合した次世代の裁判システムと位置づけられています。mintsが書類提出を中心とするのに対し、TreeeSはより広く裁判手続全体のデジタル化を担うものとされています。

フォーム入力の範囲が広がる

mintsでは、新規申立ての一部の項目を除き、弁護士がワープロソフト等で作成した書面をPDF化してアップロードします。一方TreeeSでは、証拠説明書などについてもシステムの入力フォームに直接内容を入力する方式が想定されています。これは、提出された情報をシステム側で構造的に扱いやすくするための設計と考えられます。

実務への影響(想定)

  • 書面作成の流れが変わる可能性:「文書を完成→PDF化→提出」から「フォームに入力」へと、作成プロセス自体が変わり得る。
  • 文字数・項目の制約:フォーム方式では、項目ごとに入力欄が分かれる設計が想定され、従来の自由な書式とは扱いが異なる可能性がある。
  • 移行期の二重対応:mintsとTreeeSが併存・移行する期間は、両方式への対応が必要になり得る。

変化に備えるには

提出方式が変わっても、主張・証拠を整理して正確に表現するという本質は変わりません。むしろ、内容を構造的に整理しておく習慣があるほど、フォーム入力方式への移行はスムーズになります。AILEXは、書面・証拠の整理と作成を支援し、提出方式の変化に左右されにくい業務基盤づくりに役立ちます。TreeeSの正式な仕様が公表され次第、本記事も更新していきます。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
運営:AILEX合同会社(エーアイレックス)|顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら

一次資料と更新日を確認する

制度・操作仕様は変更される場合があります。記事の出典と裁判所の最新資料を併せて確認してください。

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