TreeeS・次世代

mintsからTreeeSへのアカウント移行|同一メール登録と未確定事項

2026年10月10日更新:最新の調達資料と研修用の暫定操作マニュアルを確認し、従来の記載を訂正・更新しました。

GビズIDとmintsのメールアドレスによる登録

公開研修環境の当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日、暫定版)には、士業者がGビズIDを利用する方法と、利用せずに新規登録する方法が記載されています。GビズIDを使わず士業者IDを取得した後に、GビズIDを利用する方式へ切り替えることはできない旨の注意もあります。士業者と事務職員ではアカウントの要件が異なるため、該当する手順を確認してください。

アカウント登録と事件データの移行は別

暫定マニュアルにはmintsアカウントと同一メールアドレスを利用する登録手順があります。ただし、これは既存パスワードや事件データが自動移行することを意味しません。既存のmintsアカウントをそのまま使えると断定せず、本番運用時の登録案内を確認してください。事件記録の移行方式の詳細は、今回確認した資料だけでは確定できません。

先行導入と全国展開の予定

TreeeSは2027年1月に名古屋高裁本庁・名古屋地簡裁管内(支部を含む)で先行導入され、2027年度中に全国の裁判所で運用開始する予定です。最高裁の2026年6月の調達仕様書は2026年度中の一部導入と2027年度中の全国展開を記載し、愛知県弁護士会の案内が先行導入の対象と時期を示しています。全国一斉の確定日やmintsの廃止日を示すものではありません。

終了した事件の記録を保存する

裁判所の準備の手引き36頁によれば、事件終了後は所定の時期に当該事件と当事者アカウントの関連付けが解除され、閲覧等には手数料が必要になります。mints全体へのログインができなくなる、記録が消える、以後一切閲覧できないという意味ではありません。必要な電子判決書・和解調書・提出済みファイル等は関連付け解除前に保存してください。

法律事務所が準備すること

事件ごとに提起日・手続類型・提出先システム・提出期限を管理し、書面の作成、証拠整理、提出前確認、提出後の記録保存を手順化してください。TreeeSでは画面やアカウントの操作手順を改めて確認する必要があります。AILEXは提出準備・確認・記録管理を支援し、公表仕様に合わせて対応を更新する方針です。控訴等の法定期間は、送達日や事件の状況を踏まえて弁護士が別途確認してください。

確認した一次資料

本記事は2026年10月10日時点の公表資料に基づき更新しました。導入予定・暫定仕様は変更される場合があります。個別事件の提出方法は裁判所の案内をご確認ください。

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