mints訴状の電子申立てフォーム入力ガイド|400字・10,000字制限と法人番号の実務
フェーズ3の最重要新機能——訴状の電子申立て
2026年5月21日以降、弁護士は訴状をmintsの新規申立てフォームから電子提出します。これまでの紙での訴状提出はできなくなります(改正民訴法132条の11)。
このフォームには従来の紙の訴状にはなかった文字数制限やフォーム入力の独自ルールがあり、事前に理解しておく必要があります。
フォーム入力の基本構造
「申立ての趣旨」——400字以内
mintsのフォームには「申立ての趣旨」を400字以内で入力する欄があります。紙の訴状では分量に制限がありませんでしたが、mintsでは簡潔にまとめる必要があります。長文の請求の趣旨を400字に要約するには法律的な判断力が求められます。
「請求の原因」——10,000字以内
「請求の原因」は10,000字以内です。複雑な事件では10,000字に収まらないケースも考えられますが、ここにはあくまで概要を記載し、詳細は訴状PDFに記載するという運用が想定されています。
訴状PDFのアップロード
フォーム入力に加えて、従来通りの訴状をPDFで作成しアップロードします。フォームの入力内容とPDFの内容は整合している必要があります。
当事者情報の入力ルール
法人番号の入力
法人を当事者とする場合、法人番号(13桁)の入力が求められます。
外国法人のダミー番号
外国法人が法人番号の指定を受けていない場合は、ダミー番号「0000000000000」(0を13個)を入力してください。
国を当事者とする場合
「本人(法人)」を選択し、名称「国」(フリガナ「クニ」)、郵便番号「100-8977」、住所「東京都千代田区霞が関1-1-1」と入力します。
相手方代理人情報の入力
参考事項タブの「相手方代理人の情報」には、改正民訴規則55条の2に基づき、相手方代理人となる可能性がある者の氏名・事務所・電話番号を入力します。裁判所がこの情報をもとに連絡し、代理人になるか確認します。代理人になる場合はシステム送達が実施される見込みです。
当事者が10名超の場合
当事者・代理人が合計10名を超える場合は、CSVファイルでの一括提出が求められます。集団訴訟や多数当事者訴訟で必要になります。
AILEXのフォーム入力テキスト自動生成
AILEX(エーアイレックス)のmintsフォーム入力テキスト生成機能は、訴状・準備書面の内容から「申立ての趣旨」(400字以内)と「請求の原因」(10,000字以内)をAIが自動生成。リアルタイム文字数カウンター付きで、そのままコピー&ペーストでmintsに貼り付けられます。当事者CSVエクスポート機能も搭載しています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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