mints訴訟記録のオンライン閲覧制度|フェーズ3で実現する電子記録の活用法
裁判所に行かずに訴訟記録を閲覧できるようになる
これまで訴訟記録を閲覧するには裁判所に出向く必要がありました。フェーズ3の全面施行により、当事者・利害関係人がmintsで訴訟記録をオンライン閲覧できるようになります(改正民訴法91条の2)。
これは弁護士の業務を大きく変える改革です。依頼者への記録共有、控訴審の準備、関連事件の調査がすべてオンラインで完結します。
オンライン閲覧でできること
当事者としての閲覧
事件の当事者(原告・被告・訴訟代理人)は、mintsの記録一覧機能から訴訟記録をダウンロード・閲覧できます。準備書面、書証、証拠説明書、判決書など、電子化された訴訟記録の全体にアクセス可能です。
利害関係人の閲覧
当事者以外の利害関係人も、正当な理由がある場合にオンラインでの閲覧を請求できます。ただし閲覧等制限がかかっている部分は除かれます。
閲覧等制限(改正民訴法92条)の重要性が増す
訴訟記録がオンラインで閲覧可能になることで、プライバシーや営業秘密の保護がこれまで以上に重要になります。紙の時代は裁判所に出向かなければ閲覧できなかった記録が、ネットワーク経由で閲覧できるようになるためです。
閲覧等制限の申立ては、現時点では書面(紙)で行う必要があります。mintsでの電子申立てはできません。
事件終了後のデータアクセスに注意
重要な点として、事件終了後はmintsからデータにアクセスできなくなります。事件が係属中に必ずダウンロードして自事務所で保管してください。
AILEXで訴訟記録を永続管理
AILEX(エーアイレックス)にダウンロードした記録を保管すれば、事件終了後もキーワード検索・AI分析が可能です。依頼者ポータル機能で依頼者との安全な記録共有も実現します。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
運営:AILEX合同会社(エーアイレックス)|顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら