事務員・パラリーガルのためのmints操作ガイド|補助者が知るべき10のルール
mintsを実際に操作するのは事務員であることが多い
mints義務化の対象は弁護士ですが、日常的にアップロード作業を行うのは事務員やパラリーガルであるケースが多いのが実態です。mintsでは1人の弁護士に最大5名まで「補助者」を登録でき、補助者は弁護士と同等の操作権限を持ちます。
しかし、補助者の操作ミスは弁護士の弁護過誤になります。この記事では事務員・パラリーガルが知っておくべき10のルールを整理します。
補助者が知るべき10のルール
ルール1:一度アップロードしたら取り消せない
mintsは改竄防止のため、アップロード後の差し替え・削除ができません。「提出」ボタンを押す前に必ずプレビューで確認してください。
ルール2:タブの選択を間違えない
5つの書面種別タブ(主張書面・書証の写し・証拠説明書・その他・参考書面)を間違えると、書記官に修正を依頼する必要があります。弁護士が指示したタブを確認してからアップロードしてください。
ルール3:正しい事件を選択する
複数事件を並行する弁護士の補助者は、他事件のファイルを混入させるリスクがあります。アップロード前に事件名と事件番号を必ず確認してください。
ルール4:ファイル名に個人情報を含めない
ファイル名はそのまま相手方に表示されます。「○○先生確認済_最終版.pdf」のようなメモ書きファイル名は避けてください。
ルール5:補助者の閲覧でも送達効力が発生する
これが最も重要です。改正法施行後、補助者アカウントで書面を閲覧またはダウンロードしただけで、電子送達の効力が発生します。判決書や決定書がmintsに届いた場合、弁護士が確認する前に事務員が開いてしまうと控訴期間が起算されます。
ルール6:秘匿事件のファイルは特に注意
秘匿決定がある事件では、秘匿情報が記載された書面を絶対にmintsにアップロードしてはいけません。事務所内で秘匿事件のフラグを共有してください。
ルール7:パスワード付きPDFは提出不可
外部から受け取ったPDF(学術論文等)にパスワードがかかっていることがあります。アップロード前に確認してください。
ルール8:50MBのサイズ制限を守る
1回のアップロードで合計50MB以内。大量の書証がある場合は分割してアップロードします。
ルール9:提出後はステータスを確認
「提出中→提出済」のステータス変化と受付番号の付与を確認し、弁護士に報告してください。
ルール10:事件終了前にダウンロードを完了
事件終了後はmintsからデータにアクセスできなくなります。終了前に全ファイルをダウンロードして事務所で保管してください。
AILEXの事務員モードで安全に運用
AILEX(エーアイレックス)はロール別アクセス制御(管理者・弁護士・パラリーガル・スタッフ)を搭載。事務員モードで提出準備を進め、弁護士が最終確認するワークフローを構築できます。AI提出前チェック機能が事務員のミスも自動検出します。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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