TreeeSの読み方は「ツリーズ」|最高裁の調達仕様書で確認できる公式表記
結論:「ツリーズ」が公式表記
TreeeSの読み方はツリーズです。根拠は最高裁判所事務総局経理局長名で公告された調達仕様書(令和7年7月2日公告、家事事件手続等のデジタル化に伴うシステム改修等業務)の「用語の定義」で、そこに「TreeeS(ツリーズ)」と明記されています。
同じ定義の中で、TreeeSは「RoootS及びe提出・e記録管理システムに加え、e法廷のためのウェブ会議アプリケーションとの連携機能等も含めた裁判手続の『3つのe』を実現するためのシステム群の総称」と説明されています。単一のアプリケーションではなく、システム群の総称である点も押さえておくべきです。
3つの表記が流通している
| 表記 | 主な出典 | 評価 |
|---|---|---|
| ツリーズ | 最高裁調達仕様書、報道 | 公式・確定 |
| トゥリーズ | 民間の解説記事 | 公式の裏付けなし |
| トリーズ | 一部の民間 | 公式の裏付けなし |
mintsが「ミンツ」で早期に定着したのに対し、TreeeSはまだ稼働していないため読み方が固まりきっていません。弁護士会の研修や事務所内の会話で表記が割れると、同じシステムを指しているのか確認する手間が生じます。一次資料に合わせて「ツリーズ」に統一しておくのが無難です。
名称の由来は公式には明示されていない
eが3つ並ぶ綴りについては、e-filing(電子提出)・e-case management(電子事件管理)・e-court(電子法廷)の3つのeに対応する、という説明が広く流通しています。調達仕様書も「3つのe」という表現を使っているため、この理解自体は的を外していません。
ただし、綴りの由来や命名の意図を最高裁が明示した公式文書は確認できません。英語のフルネームとして流通している表記も、公式に定義されたものかどうかまでは裏付けが取れていません。記事や資料で引用する際は、断定を避けるのが安全です。
RoootSとの読み分け
あわせて混同されやすいのがRoootSです。こちらは調達仕様書の用語定義で「ルーツ」とされており、裁判所職員が使う事件管理システムを指します。弁護士が直接触るシステムではありません。
| 名称 | 読み | 使う人 |
|---|---|---|
| mints | ミンツ | 弁護士・当事者 |
| RoootS | ルーツ | 裁判所職員 |
| TreeeS | ツリーズ | システム群の総称 |
いま読み方を揃えておく意味
TreeeSは2027年度中の導入が見込まれています。導入が近づけば研修や通知が増え、事務所内で名称を口にする機会が一気に増えます。その段階で表記が割れていると、書面やマニュアルの検索性まで落ちます。
AILEXで用語と運用を揃える
AILEX(エーアイレックス)は、mintsの運用を標準化し、次世代システムへの移行時にも事務所の手順をそのまま持ち越せる形で整えます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
運営:AILEX合同会社(エーアイレックス)|顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら
よくある質問
TreeeSの読み方は?
「ツリーズ」です。最高裁判所事務総局が公告した調達仕様書(令和7年7月2日公告)の用語の定義に「TreeeS(ツリーズ)」と明記されています。
「トゥリーズ」「トリーズ」は間違いですか?
一部で使われている表記ですが、公的な一次資料で確認できる表記は「ツリーズ」です。最高裁の調達仕様書に従うなら「ツリーズ」を用いるのが正確です。
TreeeSはなぜeが3つあるのですか?
e-filing・e-case management・e-court の3つのeに対応すると説明されることが多いのですが、綴りの由来を最高裁が明示した公式文書は確認できていません。