TreeeS・次世代

TreeeS導入後にmintsは廃止される?現時点で公表されていないこと

結論:廃止時期は公表されていない

TreeeSが導入された後にmintsがいつ廃止されるのか、公式なアナウンスは確認できません。「いつまでmintsを使うのか」という問いに、現時点で確定した答えは存在しません。

確定していること

  • TreeeSの導入は2027年度中が見込まれている(日弁連会長声明・2026年5月21日)
  • 導入後は申立て方法が異なる数種類の事件が同時併存する(同声明)
  • mintsの利用規約は、後継版が提供された場合に速やかに移行する義務を利用者に課している
  • 家事事件・人事訴訟等のデジタル化は2028年6月までに実施される

2つめが重要です。日弁連が「過誤が生じないよう注意する必要がある」とわざわざ注意喚起しているということは、ある日を境にmintsが消えてTreeeSに切り替わる、という形にはならないことを示しています。少なくとも一定期間は併存します。

公表されていないこと

論点公表状況
mintsの廃止時期公表なし
並行運用の期間公表なし
データ移行の方式公表なし
係属中事件の扱い公表なし
本番環境の認証方式公表なし

これらを断定的に説明している情報を見かけた場合、出典を確認してください。公式の裏付けがない推測である可能性があります。

アカウントについては手がかりがある

調達仕様書には、家事事件手続等で利用するアカウントについて民事訴訟手続に関して作成したアカウントを家事事件手続等でも利用できるようにすることという趣旨の要求が示されています。システム群の内部でアカウントを使い回せる設計方針がうかがえます。

ただしこれはTreeeS内部でのアカウント体系の話であり、mintsのアカウントがそのままTreeeSに引き継がれることを意味するものではありません。再登録が必要かどうかは、現時点では分かりません。

この不確実性への現実的な備え

  1. 事件終了後はmintsにアクセスできなくなる。記録は都度ダウンロードして事務所側に保管する
  2. mintsの画面だけに情報を置かない。提出履歴・期限は事務所側にも持つ
  3. TreeeS固有の投資は仕様確定まで待つ
  4. 移行に関する公式アナウンスを継続的に確認する

1つめは廃止時期が未定であることと関係なく、いますぐやるべきことです。移行方式がどうなろうと、手元に記録があれば困りません。

AILEXで移行リスクを事務所側に閉じ込める

AILEX(エーアイレックス)は、提出物と事件情報を事務所側に保持します。裁判所側のシステムがmintsからTreeeSへ変わっても、事務所に蓄積した記録は失われません。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
運営:AILEX合同会社(エーアイレックス)|顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら

よくある質問

TreeeSが導入されたらmintsは廃止されますか?

廃止の時期は公式に公表されていません。日弁連会長声明は、TreeeS導入後は申立て方法が異なる数種類の事件が同時併存すると述べており、一定期間の並行運用が見込まれます。

mintsのデータはTreeeSに移行されますか?

データ移行の方式について公式なアナウンスは確認できていません。事件終了後はmintsにアクセスできなくなるため、保管が必要な記録は都度ダウンロードしておくのが安全です。

mints提出をAIで自動化するなら

AILEXを無料で試す →

証拠番号の自動付番・PDF要件チェック・送達期限管理まで。無料で使える。