mintsは提出できたか分からない|「手応えのなさ」が招く二重アップロード
「送れたのか分からない」という不満
施行後、実務家から繰り返し挙がっているのがアップロードの手応えのなさです。ある弁護士は、完了のダイアログは表示されるのに事件のファイル一覧にすぐ追加されないため本当に提出できたのか不安になる、と述べています。そしてその不安から同じファイルを何度もアップロードしてしまったという失敗談がSNS上で共有されていた、とも指摘しています。
これはエラーではありません。エラーなら画面が教えてくれます。問題は成功したときの手応えが弱いことにあります。アップロードエラーの対処法とはまったく別の問題です。
なぜ二重アップロードが起きるのか
- 完了ダイアログは出るが、事件ファイル一覧への反映にタイムラグがある
- 一覧を開き直しても直前の提出が見当たらず、失敗したと誤認する
- 提出期限が迫っている場面ほど、確認より再送を選んでしまう
- mintsは一度アップロードしたファイルを利用者側で削除・差し替えできない
最後の点が事態を深刻にします。念のため送り直した結果、同じ書面が二重に記録に残り、自分では消せません。
再送する前に踏むべき確認手順
- 再送しない。まず一覧の再読み込みを行う
- 反映されない場合、数分待ってから再度確認する
- 提出後の確認画面・受付の表示を確認する
- それでも不明なら、再送ではなく担当書記官に電話で確認する
- 期限が迫っている場合も、まず書記官に状況を伝える
再送は最後の手段です。「送れていなかった場合の期限徒過」を恐れる気持ちは分かりますが、二重提出は自分で回復できない一方、未提出は書記官との連絡で対処の余地があります。
二重に提出してしまったら
利用者側では削除できないため、速やかに担当書記官へ連絡し、どのファイルが重複しているかを具体的に伝えてください。秘匿情報を含むファイルを誤って提出した場合は、より緊急度が上がります。
根本原因は「提出台帳が手元にないこと」
この不安が生じるのは、何をいつ提出したかの記録がmintsの画面の中にしか存在しないからです。事務所側に提出ログが残っていれば、「今日の14時に甲1号証を送信済み」と即座に確認でき、再送の誘惑は生じません。
AILEXで提出ログを事務所側に残す
AILEX(エーアイレックス)は、いつ・どの事件に・どのファイルを提出したかを事務所側の記録として保持します。mintsの画面を疑いながら再送するのではなく、手元の記録で確定できます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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