督促手続オンラインシステム(督オン)完全ガイド|mintsとの使い分け実務
mintsとは別に、支払督促の手続には督促手続オンラインシステム(通称「督オン」)という仕組みがあります。「mintsで支払督促もできるのか?」という疑問は多いため、本記事で両者の違いと使い分けを整理します。
督促手続オンラインシステム(督オン)とは
督オンは、支払督促をオンラインで申し立てるための専用システムです。金銭の支払いを求める債権者が、簡易裁判所の裁判所書記官に対して支払督促を申し立てる手続を、電子的に行えるようにしたものです。定型的な金銭請求を、迅速・低コストで処理できるのが支払督促の特徴です。
mintsとの違い
| 観点 | mints | 督オン(督促手続オンラインシステム) |
|---|---|---|
| 主な対象 | 民事の通常訴訟などの書類提出 | 支払督促の申立て |
| 性質 | 裁判書類の電子提出システム | 支払督促に特化した申立てシステム |
| 使う場面 | 訴状・準備書面・証拠の提出 | 定型的な金銭請求を迅速に処理したいとき |
つまり、支払督促をしたいなら督オン、通常訴訟の書類を出したいならmintsという整理が基本です。支払督促から訴訟へ移行する場面もあるため、両者を混同しないことが大切です。
使い分けの実務
- 定型的な金銭請求:まず支払督促(督オン)を検討。相手が異議を述べなければ迅速に債務名義を得られる。
- 相手が異議を述べた場合:通常訴訟に移行。以後は事件の性質に応じてmintsでの提出を検討する。
- 争いが予想される事件:はじめから通常訴訟(mints)を選ぶ判断もある。
二つのシステムをまたぐ管理
支払督促と通常訴訟が連続する案件では、督オンとmintsの両方を扱うことになり、事件情報・期限・書類が分散しがちです。AILEXは、複数システムにまたがる事件の情報・期限を一元管理することを支援し、どの手続が今どの段階にあるかを見失わないようにします。手続の選択は事案ごとの判断ですが、選んだ後の管理を仕組み化しておくと、移行時の取りこぼしを防げます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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