mints書面の訂正・補正手続き|アップロード後に間違いに気づいたら
「一度アップロードしたら取り消せない」——mintsの基本原則
mintsを使う上で最も重要な原則の一つが、一度アップロードした書面は差し替えも削除もできないということです。これは改竄防止のための仕様であり、ユーザー自身による削除機能は存在しません。裁判所側でも簡単に削除できず、内部決裁が必要です。
操作マニュアルにも「一度『提出』を確定させると、内容の変更は一切できなくなります」と明記されています。紙時代の「差し替えてください」は通用しません。
誤りに気づいた場合の訂正フロー
ケース1:書面の内容に誤りがあった場合
訂正申立書(訂正後の書面を含む)をmintsで新たにアップロードします。元の書面は削除されず残りますが、訂正申立書によって内容が補正されます。
ケース2:タブの選択を間違えた場合
「主張書面」を「証拠説明書」タブで提出してしまった等の場合、担当書記官に連絡して修正を依頼してください。
ケース3:秘匿情報を誤って提出した場合
これは最も深刻なケースです。直ちに担当書記官に電話連絡し、閲覧等制限の申立てを検討してください。相手方がダウンロードする前に対応が必要です。なお、閲覧等制限の申立て自体は紙で行う必要があります。
ケース4:他事件のファイルを混入させた場合
守秘義務違反・懲戒リスクに直結する重大インシデントです。直ちに書記官に連絡し、裁判所側での削除対応を求めてください。
「取り消せない」からこそ提出前チェックが命
紙時代は「間違えたら差し替え」が可能でした。mintsでは提出前のチェックが唯一の防御線です。以下を提出前の習慣にしてください。
- プレビュー機能で提出書面を確認
- ファイル名に個人情報やメモ書きが含まれていないか確認
- 正しいタブを選択しているか確認
- 正しい事件を選択しているか確認(複数事件を担当する場合は特に注意)
- パスワード付きPDFでないことを確認
AILEXのAI提出前チェックで事故を防ぐ
AILEX(エーアイレックス)のAI提出前チェック機能は、8項目を自動検証して「取り消せない」ミスを未然に防ぎます。号証の欠番、立証趣旨の空欄、証拠引用の不整合、当事者名の表記揺れ、日付・金額の矛盾をAIが自動検出。提出前の最終防御線として機能します。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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