mints招待キーとは?有効期限・使い方・よくあるトラブルを完全解説
mints招待キーとは何か
mints(民事裁判書類電子提出システム)を特定の事件で使い始めるには、「招待キー」と呼ばれる半角英数字12桁のコードが必要です。このコードを入力することで、自分のアカウントと事件情報が紐付けられ、書面のアップロードや閲覧が可能になります。
mintsを初めて使う弁護士の多くが、アカウント登録(サインアップ)は完了しているのに事件が一覧に表示されないという状況に戸惑います。その原因のほとんどが、この招待キーの仕組みを理解していないことにあります。
2026年5月21日のmints義務化(フェーズ3)以降、受任した民事事件でmintsを使えないと実務が止まります。今のうちに招待キーの仕組みを正確に把握しておくことが重要です。
招待キーの交付方法は2種類ある
最高裁判所のFAQによれば、招待キーが交付される方法は以下の2通りです。
| 交付方法 | 有効期限 | 主な対象者 |
|---|---|---|
| ① 利用者登録(サインアップ)時の招待メールに記載 | 発行日から7日間 | 初めてmintsを使う弁護士 |
| ② 招待キーを記載した書面を訴状副本等の送達の際に同封 | 発行日から50日間 | 相手方代理人など |
①のメール交付の場合、有効期限はたった7日間です。招待メールを受信してからすぐに手続きを進めないと、期限切れになってしまいます。繁忙期や年末年始などにメールを見落とした場合は特に注意が必要です。
②の書面交付の場合は50日間と余裕があります。ただし、一度使用されたキーは使用済みとなり、再度使用することはできません。
招待キーの入力方法
招待キーはmintsにサインインした後、以下の手順で入力します。
- mintsにサインイン(https://www.mints.courts.go.jp/user/)
- 画面左側のサイドバーにある「招待キー入力」をクリック
- 招待キー入力画面の入力欄に12桁のコードを入力
- 確定ボタンを押す
入力後、事件一覧に対象事件が表示されれば関連付け完了です。ただし、裁判所職員による操作が別途必要な場合は、表示まで少し時間がかかることがあります。
補助者が代わりに入力できない理由
弁護士法人などで複数の事務員が業務を分担している場合、「事務員(補助者)が招待キーを入力してもよいか」という疑問が生じることがあります。
答えは「できない」です。
補助者が招待キーを入力することにより、親ユーザー(弁護士)を事件情報に関連付けることはシステム上できません(最高裁FAQ Q121)。招待キーの入力は、必ず親ユーザーである弁護士本人が行う必要があります。
これは、事件への関連付けが弁護士本人の意思確認を前提とするシステム設計によるものです。補助者が勝手に事件を登録することを防ぐ安全装置と考えてください。
期限切れになったときの対処法
招待キーの有効期限が切れてしまった場合は、自分では対処できません。事件が係属する裁判所の担当書記官に連絡し、招待キーの再発行を依頼する必要があります。
義務化後は多くの弁護士が同時期にmints登録を行うため、裁判所側の処理にも時間がかかることが予想されます。招待メールが届いたら、その日のうちに招待キーの入力を済ませることを強くお勧めします。
サインアップ完了後に事件が表示されない場合
招待キーを正しく入力しても事件が表示されないケースがあります。原因として考えられるのは以下の2点です。
- 裁判所職員による関連付け処理が未完了:裁判所が当事者と事件情報を結びつける作業を行うまで、事件は表示されません。しばらく待ってから確認するか、裁判所に問い合わせてください。
- 補助者アカウントの場合:補助者は親ユーザーが補助者設定を行うことで、親ユーザーと同じ事件が表示されます。招待キーの入力とは別の手順が必要です。
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招待キーの管理・アカウント関連付けの確認・複数事件の進捗管理など、mintsの運用には意外と多くの手間がかかります。
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※本記事はAILEX合同会社が作成した情報提供コンテンツです。個別の法的判断については、顧問弁護士等にご相談ください。顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら
よくある質問
mints招待キーの有効期限はどのくらいですか?
招待メールに記載された招待キーは発行日から7日間、書面(訴状副本等への同封)に記載された招待キーは発行日から50日間の有効期限があります。期限を過ぎた場合は、事件が係属する裁判所に再発行を申請する必要があります。
補助者が親ユーザーの代わりに招待キーを入力できますか?
補助者が招待キーを入力して親ユーザーを事件情報に関連付けることはできません。招待キーの入力は必ず親ユーザー本人が行う必要があります。
招待キーを入力したのに事件が表示されません。
招待キーの入力とは別に、裁判所職員が当事者と事件情報を関連付ける作業が必要な場合があります。入力後しばらく待っても表示されない場合は、事件が係属する裁判所にお問い合わせください。