mints PDF要件チェックリスト|アップロードエラーを防ぐ完全ガイド
mintsのPDF要件一覧
| 要件 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| ファイル形式 | PDFのみ | Word・Excel等は不可(正式書面の場合) |
| 用紙サイズ | A4またはA3 | A4は縦置き、A3は横置きが基本 |
| ファイルサイズ | 1ファイル50MB以下 | 超過時は分割提出 |
| ファイル名 | 50文字以内(拡張子含む) | 禁止文字:/ \ : * ? " < > | |
| パスワード | 設定不可 | 最頻出エラーの1つ |
| テキストレイヤー | テキストデータ付き推奨 | スキャン時はOCRを適用 |
| 電子署名・押印 | 不要 | mintsへのサインインが代替 |
最も多い3つのエラーと対処法
エラー①:パスワード付きPDF
パスワードが設定されたPDFはmintsにアップロードできません。法律文献・クライアントから送付されたPDFにパスワードが設定されていることがあります。
対処法: 一度「印刷」→「Microsoft Print to PDF」で新しいPDFとして出力する。これでパスワードが解除されたPDFが作成できます。
エラー②:ファイル名が50文字を超える
日本語の証拠名+証拠番号を付けると50文字を超えることがあります。
対処法: 証拠の標目を短縮する。例:「第三者機関による○○技術に関する評価報告書(令和6年3月)の写し.pdf」→「甲001 技術評価報告書.pdf」
エラー③:テキストレイヤーがない(スキャンPDF)
複合機でスキャンしたPDFは画像のみのことがあり、文字検索ができません。推奨ではあるが必須ではないものの、裁判所からの指摘対象になることがあります。
対処法: 複合機のスキャン設定でOCRを有効にする。または Adobe Acrobat の「テキスト認識」機能で後から追加する。
Word→PDF変換の正しい手順
- Wordで文書を作成(用紙サイズA4、フォントはMS明朝またはMSゴシック推奨)
- 「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」
- 最適化オプションは「標準(オンライン発行および印刷)」を選択(「最小サイズ」は画質低下で不可)
- 変換後にテキスト選択が可能か・レイアウト崩れがないかを目視確認
スキャン時の推奨設定
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 解像度 | 300dpi(600dpi以上は過剰でサイズが膨張) |
| カラーモード | グレースケール(白黒原則に適合、読みやすさ確保) |
| ファイル形式 | PDF(JPEG→PDFの二段階変換は画質劣化の原因) |
| OCR | 有効にする |
メタデータの削除を忘れずに
WordからPDFに変換すると、「作成者名」「会社名」「編集時間」などのメタデータが自動的に埋め込まれます。これが相手方に見える状態になります。特にDV・ストーキング事件では重大なリスクになります。
削除方法: 「ファイル」→「情報」→「問題のチェック」→「ドキュメント検査」→「ドキュメントのプロパティと個人情報」をすべて削除。
提出前チェックリスト
- □ ファイル形式がPDF(Word・Excelでない)
- □ 用紙サイズがA4またはA3
- □ ファイルサイズが50MB以下
- □ ファイル名が50文字以内
- □ ファイル名に禁止文字(/ \ : * ? " < > |)が含まれていない
- □ パスワードが設定されていない
- □ テキスト選択が可能
- □ メタデータが削除されている
- □ 他事件のファイルが混入していない
- □ 秘匿情報(DV被害者住所・マイナンバー等)が含まれていない