トラブル対処

期日で決めた提出期限はmintsに表示されない|自分で管理するしかない理由

公式FAQにも載っている「表示されない」問題

mintsの公式FAQには、期日で提出期限が定められたのにmints上に期限が表示されないという趣旨の設問が収録されています。そして回答は、担当書記官に確認してほしいという内容です。

つまりこれは不具合ではなく仕様です。口頭弁論期日や弁論準備手続で「次回までに準備書面を」と決まっても、その期限がシステムに自動で載るわけではありません。

mintsが期限を示してくれる場面は限られる

一方で、手数料の納付期限についてはリマインドの仕組みがあります。期限の14日前・7日前・2日前・1日前・当日の計5回にわたって通知が送られ、ホーム画面にも重要なお知らせとして表示されるとされています。

この差が誤解を生みます。納付期限は手厚く知らせてくれるので、他の期限も同じように管理されていると思い込んでしまうのです。実際には、期日で定められた書面の提出期限は自分で管理するしかありません。

期限を落とさないための実務

  1. 期日直後、その場で次回期限を手帳・カレンダーに入れる
  2. 期日調書や書記官からの連絡と突き合わせて確認する
  3. 不明確なまま持ち帰らず、期日の場で書記官に確認する
  4. 事務所内で共有し、弁護士1人の記憶に依存させない
  5. 提出予定日は期限当日ではなく前倒しで設定する

前倒しが重要なのは、mintsが事前通知なく停止する可能性があるためです。利用規約上、維持補修やインシデント対応のためにシステムを停止・中断できるとされています。期限当日に提出する運用は、それだけで危険を抱えることになります。

定期メンテナンスの時間帯

定期メンテナンスは毎月最終土曜日の午前2時から午前10時までとされています。連休前や月末に提出を予定している場合は、この時間帯を避けて計画を立ててください。

期限管理をシステムに期待できない構造

mintsは提出のためのシステムであって、事件を管理するためのシステムではありません。期日ごとの宿題、複数事件の並行状況、事務員との分担。これらはmintsの外側にあります。次世代システムのTreeeSではケースマネジメント機能が想定されていますが、導入は2027年度中の見込みとされており、今の実務には間に合いません。

AILEXで期限を事務所側に持つ

AILEX(エーアイレックス)は、事件ごとの提出期限を事務所側で一元管理し、期日で決まった宿題も含めて期限前に通知します。mintsに表示されるかどうかに依存しない期限管理ができます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
運営:AILEX合同会社(エーアイレックス)|顧問弁護士事務所:弁護士法人えそら

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