補助者の閲覧で送達が発生する?事務員アカウント運用ルールの作り方
mintsを事務所で運用する際、弁護士本人だけでなく事務員(補助者)アカウントの使い方が重要になります。とくに「補助者が閲覧したら送達の効力はどうなるのか」は、見落とすと期限管理に直結する論点です。本記事で運用ルールの作り方を整理します。
補助者(事務員)アカウントとは
補助者アカウントは、弁護士の業務を補助する事務員等が、mints上で書類のアップロードや閲覧などを行うためのものです。弁護士1人に対して複数の補助者を紐付けることができ、実務では事務員が日常操作の多くを担います。
閲覧と「みなし送達」の関係に注意
電子送達は、書類を閲覧した時に効力が生じるのが原則で、閲覧しなくても一定期間で効力が生じる「みなし送達」もあります。ここで問題になるのが、「誰の閲覧」が送達のタイミングに関わるのかという点です。事務所として、送達に関わる書類を誰がいつ閲覧するかを取り決めておかないと、本人が内容を把握する前に期限が進んでしまうおそれがあります。
事務所で決めておくべき運用ルール
- 送達通知の受信担当を決める:通知メールを誰が確認するかを明確にする。
- 閲覧の前に弁護士へ共有:重要書類は、閲覧の事実と内容を速やかに弁護士へ報告する。
- 期限の登録を徹底:閲覧した書類が期限に関わる場合、その場でカレンダーに登録する。
- 担当不在時の代替:担当者の不在時に通知が埋もれないよう、バックアップ担当を決める。
補助者の人数・権限の管理
補助者アカウントの登録数や権限は、事務所の体制に応じて設計します。なお、紐付けられる補助者数の取扱いは見直しが行われてきました。最新の人数の取扱いは裁判所公式の案内で確認してください。詳しい登録方法は補助者アカウントの記事もあわせてご覧ください。
運用ルールを仕組みに落とし込む
「誰がいつ閲覧したか」を人の記憶に頼ると、繁忙期に必ず取りこぼしが起きます。AILEXは、事件の担当・期限・対応状況をチームで共有できるようにし、補助者の閲覧と弁護士の確認がずれないよう運用を支援します。送達に関わる閲覧は、事務所のルールとして明文化し、仕組みで担保することをおすすめします。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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