【新機能】AIが契約書のリスクを自動検出 ── 契約書チェック(β版)の使い方

AILEXに、契約書をAIが自動レビューする「契約書チェック(β版)」が追加されました。

PDFまたは画像をアップロードするだけで、条項の抜け漏れ・一方的に不利な条項・法令上の問題点をAIが検出し、改善提案まで行います。


こんな場面で使えます

  • 相手方から届いた契約書ドラフトを、打ち合わせ前にざっと確認したい
  • 新しいクライアントの業務委託契約に、一般的な保護条項が入っているか確認したい
  • 秘密保持契約の競業避止条項が、範囲・期間ともに妥当かチェックしたい
  • 定型契約のテンプレートに重要な条項が抜けていないか検証したい

1案件あたり数分で完了します。まずAIでざっと確認し、指摘箇所を重点的に精査する──という使い方で、レビュー時間を大幅に短縮できます。


使い方(3ステップ)

ステップ1:契約書をアップロード

ダッシュボードの「🔧 ツール」セクションから「📝 契約書チェック」をクリックします。

チェック画面が開いたら、契約書ファイルをドラッグ&ドロップ、またはクリックして選択します。

対応形式: PDF / PNG / JPG / WEBP(最大15MB)

スキャンした紙の契約書も、画像としてアップロードすればOCR込みで読み取ります。

ステップ2:オプション設定(任意)

必要に応じて、2つのオプションを設定できます。

事件に紐づけ 登録済みの事件を選択すると、チェック結果が事件に紐づいて履歴に残ります。後から振り返る際に便利です。

特に注目してほしい点 たとえば「損害賠償条項の上限が妥当か」「競業避止義務の地理的範囲」など、AIに重点的に見てほしいポイントを指定できます。何も入力しなくても、AIは全般的なチェックを行います。

ステップ3:結果を確認

🔍 AIで契約書をチェック」ボタンを押すと、30秒〜1分ほどで分析結果が表示されます。


結果の見方

契約概要

画面上部に、AIが判定した契約類型(業務委託、秘密保持、売買など)、当事者名総合リスクレベルが表示されます。

リスクレベルは3段階です。

  • 🟢 低リスク ── 大きな問題は検出されませんでした
  • 🟡 中リスク ── 確認・修正を推奨する事項があります
  • 🔴 高リスク ── 重大なリスクが含まれる可能性があります

指摘事項

AIが検出した問題点が、重要度順に一覧表示されます。

各指摘には重要度ラベル(高・中・低・参考)が付いており、高いものから確認するのが効率的です。それぞれの指摘には、該当する条項の引用と改善提案が含まれます。

指摘の例:

[高] 損害賠償の上限が未設定 第12条の損害賠償条項に上限額の定めがなく、受託者が無制限の賠償責任を負う構造になっています。 💡 受託報酬の総額、または年間報酬額を上限とする規定を追加することを検討してください。

欠落条項

一般的な契約に含まれるべき条項のうち、見つからなかったものが表示されます。たとえば「反社会的勢力排除条項がない」「管轄裁判所の定めがない」といった指摘です。

総合評価

契約全体に対するAIの総合コメントです。


チャットでさらに深掘り

結果画面の「💬 チャットで詳しく議論」ボタンを押すと、チェック結果をそのままAIチャットに引き継いで、さらに詳しいやり取りができます。

活用例:

  • 「第8条の免責条項を、甲乙双方に公平な内容に書き直してください」
  • 「この契約で、乙側が特に注意すべきリスクを優先順位付きで教えてください」
  • 「競業避止義務の2年間・全国という範囲は、判例上有効とされる範囲ですか?」

AIがチェック結果の文脈を保持したまま回答するので、契約書を改めて説明する必要はありません。


AIチェックの対象

AIは以下の観点から契約書を分析します。

チェック観点内容
契約類型の特定売買・業務委託・秘密保持・賃貸借・雇用 等
契約期間期間の定め、自動更新条項の有無と条件
解除・解約条項中途解約の条件、催告の要否、解除事由
損害賠償・免責賠償上限、免責範囲、間接損害の扱い
秘密保持義務定義の範囲、存続期間、例外規定
競業避止義務地理的範囲、期間、業種の限定
知的財産権成果物の権利帰属、ライセンス条件
反社条項反社会的勢力排除条項の有無
管轄・準拠法管轄裁判所の定め、準拠法の指定
法令適合性強行法規違反、消費者契約法・下請法等との整合性

よくある質問

Q. 契約書の情報が外部に漏れることはありませんか?

AILEXにはPII自動マスキング機能が搭載されています。事件に紐づけてチェックする場合、当事者名・事件番号などの個人識別情報はプレースホルダに置換されてからAIに送信されます。詳しくは、ダッシュボードの「PII自動マスキングについて」をご覧ください。

Q. どんな種類の契約書に対応していますか?

日本語の契約書であれば、種類を問わず分析できます。業務委託、秘密保持、売買、賃貸借、雇用、ライセンス、フランチャイズなど、一般的な契約類型を幅広くカバーしています。

Q. スキャンした紙の契約書でも使えますか?

はい。PDF・PNG・JPG・WEBP形式でアップロードすれば、AIがOCR込みで読み取ります。ただし、文字が鮮明に読める画質が必要です。

Q. β版とはどういう意味ですか?

現在はβ(ベータ)版として提供しています。AIの分析精度は日々向上していますが、重要な契約については必ず弁護士による最終確認を行ってください。フィードバックをもとに継続的に改善してまいります。

Q. メッセージ枠をどれくらい消費しますか?

契約書チェック1回につき、メッセージ枠を2つ消費します。


ご利用はこちらから

AILEXにログインし、ダッシュボードの「🔧 ツール」→「📝 契約書チェック」からご利用いただけます。

ご不明な点やフィードバックは info@ailex.co.jp までお気軽にお寄せください。


AILEX(エーアイレックス)── 弁護士のための法律AI SaaS

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

求人
engage
最新記事
おすすめ
人気記事
  1. 【2026年最新】ChatGPTに依頼者の個人情報を入力していませんか? —— 世界7か国の規制動向から読み解く、弁護士のAI利用リスクと対策

  2. 【mints AI強化 第2弾】相手方書面の反論自動抽出、秘匿情報の自動検出、送達期限の自動管理 — AILEXが訴訟準備のさらに深い課題を解決する4つの新機能

  3. AILEXが描く国際展開ビジョン:韓国・台湾・ドイツ——民法系法域から世界標準を創る

  4. AIが弁護士業務を支援するとき、「説明責任」をどう証明するか — EU AI Act・弁護士法とAILEXの規制マッピング完全解説

  5. 「事務員を雇うか、AILEXを入れるか」── 3人の弁護士が選んだ答え

  6. draft-ailex-vap-legal-ai-provenance-01 改訂報告書

  7. 「使いにくい」を、翌日には直す — AILEX に管理者直通ホットラインを設置しました

  8. 【AILEX新機能】「報酬トラブル」は契約書で9割防げる — AILEX が委任契約書・報酬説明・受任判断を AI で支援する新機能をリリース

  9. 【AILEX新機能】弁護士が最も苦しむ「依頼者対応」を、AIが変える — AILEX 依頼者対応テンプレート6種を新搭載

  10. なぜ弁護士は「依頼者」に追い詰められるのか — モンスタークライアント問題の実態と、テクノロジーが拓く解決の糸口

  1. AILEXが採用する多層的コンプライアンス設計の全容

  2. AILEXの民事裁判IT化(2026年6月完全施行)への対応強化ロードマップ

  3. 【2026年5月義務化】mints完全対応13機能を徹底解説 — AILEXが実現する「電子提出の全自動化」

  4. AILEX(エーアイレックス)完全ガイド — 弁護士のための統合型AI法務プラットフォーム

  5. 【AILEX活用ガイド】請求書機能の使い方 — 報酬記録から送付まで、5分で完了

  6. 【AILEX新機能】「報酬トラブル」は契約書で9割防げる — AILEX が委任契約書・報酬説明・受任判断を AI で支援する新機能をリリース

  7. AI文書生成 実践ガイド — 27テンプレートで準備書面から示談書まで

  8. 事件コンテキストチャット活用ガイド — 事件文書をAIに読ませて回答精度を上げる

  9. AILEXの始め方 アカウント登録からダッシュボードまで3分で完了

  10. 事件管理の基本 — AILEXで案件情報を一元管理する方法

  1. 【mints完全対応】証拠番号スタンプ・画像PDF変換・準拠チェック — AILEXのPDF出力エンジンを大幅強化

  2. 「使いにくい」を、翌日には直す — AILEX に管理者直通ホットラインを設置しました

  3. AIが弁護士業務を支援するとき、「説明責任」をどう証明するか — EU AI Act・弁護士法とAILEXの規制マッピング完全解説

  4. AILEX(エーアイレックス)完全ガイド — 弁護士のための統合型AI法務プラットフォーム

  5. 【2026年5月施行】mints提出パッケージ自動生成機能をリリース — 裁判書類の電子提出準備をワンクリックで

  6. AIが止まっても、業務は止まらない。AILEXの「3段階AIフォールバック」とは

  7. 【2026年最新】ChatGPTに依頼者の個人情報を入力していませんか? —— 世界7か国の規制動向から読み解く、弁護士のAI利用リスクと対策

  8. draft-ailex-vap-legal-ai-provenance-01 改訂報告書

  9. 【AILEX新機能】弁護士が最も苦しむ「依頼者対応」を、AIが変える — AILEX 依頼者対応テンプレート6種を新搭載

  10. 【施行まで残り3か月】mints実務を完全サポート — AILEX新機能「送達期限管理・手数料計算・当事者CSV・提出ステータス」を徹底解説

AILEXにログイン

関連記事