※画像・文書に含まれる人名・事務所名は全て架空のものです。
公開日: 2026年2月
カテゴリ: 新機能リリース
著者: AILEX

事件記録が増えるほど、「あの記載、どの書面にあったっけ?」という場面が増えていきます。
紙のファイルをめくる時代から、PDFをフォルダの中で一つひとつ開いて Ctrl+F する時代へ――。デジタル化は進みましたが、「探す時間」そのものは大きく変わっていないのが現実ではないでしょうか。
AILEXは今回のアップデートで、文書内テキスト検索(ファイル内検索)システムを追加しました。事件に紐づくすべてのPDF文書を、キーワード一つで横断的に検索できる機能です。
どんな機能?
AILEXにアップロードされたPDF文書は、OCR(光学文字認識)によりテキストデータが自動抽出・保存されています。今回の新機能は、この抽出済みテキストを対象とした全文検索です。
主な特長は以下のとおりです。
🔍 全事件横断検索と事件内検索の切り替え
すべての事件の文書をまとめて検索することも、特定の事件内だけに絞って検索することも可能です。画面上のスコープ切り替えで、ワンクリックで検索範囲を変更できます。
📄 スニペット表示で素早く内容を確認
検索結果には、ヒットしたキーワードの前後の文脈(スニペット)が最大3箇所表示されます。文書を開かなくても、どのような文脈でそのキーワードが使われているのかをすぐに把握できます。
📑 推定ページ番号で該当箇所にすぐアクセス
スニペットごとに推定ページ番号が表示されるため、「この文書の何ページあたりに書いてあるか」が一目でわかります。PDFプレビューボタンからそのまま原本を確認できます。
🏷️ 検索語のハイライト表示
検索結果のスニペット内で、ヒットしたキーワードがハイライトされます。長い文書の中でも、該当箇所を見逃しません。
📂 文書種別フィルタ
証拠・準備書面・訴状など、文書の種別で絞り込むことも可能です。「証拠の中だけで特定のキーワードを探したい」というニーズにも対応します。
利用シーンの例
この機能は、日常の訴訟実務におけるさまざまな場面で活用できます。
たとえば、相手方の準備書面に記載された主張の根拠となる記述が、自分の手持ち証拠のどこに記載されているかを確認したい場面。これまでは複数のPDFを一つずつ開いて確認する必要がありましたが、AILEXのファイル内検索を使えば、キーワードを入力するだけで、該当する文書と箇所が一覧で表示されます。
ほかにも、以下のような場面で役立ちます。
- 証拠説明書を作成する際に、特定の事実に言及している証拠を素早く特定したいとき
- 複数の事件を横断して、同じ相手方や同じ論点に関する文書を探したいとき
- 尋問準備の際に、証人の陳述内容と矛盾する記載がないか確認したいとき
- mintsパッケージ生成前に、提出予定の証拠の内容を最終確認したいとき
AIエージェントとの連携
AILEXの画面右下にある🤖ボタン(AIエージェント)からも、ファイル内検索をご利用いただけます。
チャット形式で「○○という記載がある文書を探して」と入力するだけで、AIエージェントが自動的に文書を検索し、該当する文書のタイトル・事件名・スニペットを返してくれます。事件IDを指定すれば、特定の事件内に絞った検索もできます。
キーボードから手を離さず、自然な言葉で文書を探せる――。これもAILEXならではの体験です。
技術的なポイント
パフォーマンスにもこだわりました。
- FULLTEXT INDEX を活用した高速な全文検索(3文字以上のキーワード)
- 短いキーワード(2文字以下)にも LIKEフォールバック で対応
- 入力時の 300msデバウンス と AbortController で、タイピング中の不要なリクエストを抑制
- マルチバイト文字(日本語)に完全対応した安全なスニペット抽出
大量の文書が登録されていても、ストレスなく検索結果が返ってきます。
ご利用方法
ファイル内検索は、以下の2つの場所からご利用いただけます。
- 文書管理ページ(/documents) — ページ上部の検索バーにキーワードを入力
- 事件詳細ページ(/cases/{id}) — 文書セクション内の検索ウィジェットを使用(事件内検索がデフォルト)
追加のセットアップは不要です。すでにアップロード済みの文書も、OCRテキストが抽出されていれば検索対象になります。
免責事項
テキスト検索はOCR抽出テキストに基づくため、スキャン品質やOCR精度により検索結果が不完全な場合があります。推定ページ番号はテキスト内の位置からの概算値であり、実際のPDFページ番号と異なる場合があります。重要な確認には、必ず原本PDFを直接ご参照ください。
本機能はあくまで文書管理の効率化を支援するツールであり、法的判断を提供するものではありません。
今後のアップデート
AILEXでは、2026年5月の民事裁判IT化(mints運用開始)に向けて、訴訟実務をトータルで支援する機能を順次拡充しています。ファイル内検索はその一環として、弁護士の皆さまの「探す時間」を削減し、本来の業務に集中できる環境づくりに貢献します。
ご要望・ご質問がありましたら、お気軽に info@ailex.co.jp までお問い合わせください。
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