電子送達

mints電子送達とは?1週間ルールと送達効力の発生タイミング完全解説

⚠️ 1週間ルール: 出張・体調不良・メール見落としがあっても、送達通知から1週間で送達は自動的に成立します。判決の場合は翌日から控訴期間(2週間)のカウントが始まります。

電子送達(システム送達)とは

2026年5月21日の改正民訴法施行後、弁護士宛ての送達は原則としてmintsを経由した電子送達となります。従来の特別送達(郵便による配達証明書付き書留)から、完全電子化されます。

弁護士はシステム送達を受ける旨の届出が義務とされており、拒否することはできません。

送達効力の発生タイミング:3つのルール

電子送達の効力は、次の3つのうち最も早い時点で発生します。

番号タイミングリスクレベル
送達対象データを閲覧した時通常(意図的なアクション)
同データをダウンロードした時通常(意図的なアクション)
通知が発せられた日から1週間が経過した時🔴 最危険

「1週間ルール」が危険な理由

③の「1週間ルール」は、送達される側の状況に関係なく自動的に効力が発生します。

具体的な危険シナリオ

  • メール見落とし: 1日数十通のメールの中で送達通知メールを見落とし、1週間が経過→みなし送達成立
  • 出張中: 弁護士が1週間の海外出張中(mintsにアクセス不可)→みなし送達成立
  • 体調不良: 入院・療養中でmintsを確認できず1週間経過→みなし送達成立

特に判決の電子送達の場合、送達が成立した翌日から控訴期間(2週間)のカウントが始まります。みなし送達日を正確に把握できず控訴期限を1日でも過ぎると、控訴権を永久に喪失します。

紙の送達との決定的な違い

従来の特別送達では、配達証明書によって送達日が明確に特定できました。しかし電子送達では弁護士自身が期限を計算・管理しなければなりません。「いつ送達が成立したか」の判断が複雑化し、弁護過誤リスクが飛躍的に高まります。

対策:送達管理の3つのポイント

  1. 毎日mintsをチェックする習慣をつける: 少なくとも1日1回は送達通知がないか確認する
  2. 送達通知メールを必ず確認: mintsからのメールを迷惑メールフォルダに振り分けないよう設定する
  3. AILEXの送達期限管理機能を活用: 電子送達の効力発生日を自動算出し、控訴期限をカレンダーに自動登録する機能が利用可能

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