AILEX運営・保守

AILEX保守・運営

保守・運営

弁護士のOS。止まらない、止めない。


法律事務所の業務基盤を預かる責任

AILEXは、弁護士の日常業務——事件管理、文書作成、期日管理、請求書発行——を一つのプラットフォームに統合した「リーガルOS」です。

OSが止まれば、事務所の業務が止まります。期日を見落とせば弁護過誤につながり、文書が消失すれば依頼者の信頼を失います。AILEXの運営チームは、この重みを理解した上でサービスを提供しています。


サービス安定性への取り組み

3段階AIフォールバック — 単一障害点の排除

AILEXは3つの異なるAIプロバイダー(Anthropic Claude、OpenAI GPT-4o、Perplexity Sonar)を統合しています。特定のプロバイダーに障害が発生した場合でも、自動的に代替プロバイダーに切り替わるフォールバック機構を実装しています。

優先度プロバイダーフォールバック条件
1stAnthropic Claude(Tool Use)正常時はこちらを使用
2ndOpenAI GPT-4o(Tool Use)Anthropic障害時に自動切替
3rdOpenAI GPT-4o(Simple)Tool Use障害時にSimpleモードで継続

弁護士が準備書面の期限直前にAIを使えないという事態を防ぐために、この冗長構成を採用しています。AIプロバイダーの障害は予告なく発生しますが、AILEXのユーザーはそれを意識する必要がありません。

SLA最大化の設計原則

AILEXの運営は、以下の設計原則に基づいてサービス可用性を最大化しています。

インフラの安定性: 国内大手レンタルサーバー(XServer)上で運用し、日本国内にデータを保持。国内通信による低レイテンシーを確保しています。

データ保全: 22のデータベーステーブルにわたるすべてのデータは定期的にバックアップされます。事件データ、文書データ、チャット履歴、請求書情報など、弁護士の業務資産を確実に保全します。

監査ログによる可視化: 全重要操作(ログイン、AI生成、文書アップロード、削除操作など)を監査ログに記録。誰が・いつ・何をしたかを追跡可能な状態を維持し、問題発生時の原因特定を迅速化します。

セッション管理: 24時間のセッション有効期限を設定し、セキュリティと利便性のバランスを確保。CSRFトークンによる全POST保護、セッション固定攻撃への対策を実装しています。


セキュリティ運用

弁護士の守秘義務を技術で守る

AILEXは弁護士法第23条の守秘義務と、2024年6月施行の弁護士情報セキュリティ規程に適合する設計を運用しています。

PII自動マスキングの常時稼働: 外部AIへのすべてのAPI通信において、個人識別情報(PII)を自動的にプレースホルダーに置換してから送信し、レスポンス受信後に復元します。このプロセスは24時間365日、例外なく稼働しています。

多層認証: パスワード認証(bcryptハッシュ)に加え、メールベースの二要素認証(2FA)、LINE Login統合、reCAPTCHAによるボット防止を組み合わせた多層認証を提供しています。

ロールベースアクセス制御: admin / attorney / paralegal / staff / portal(依頼者)の5つのロールにより、ユーザーごとにアクセス可能な情報と操作を厳密に制限しています。弁護士以外のスタッフが不必要にAI機能を使用することを防ぎます。

データ分離の徹底: 全データベーステーブルにuser_id / created_byフィルタを実装し、ユーザー間のデータ混在を技術的に防止しています。A事務所のデータがB事務所に表示されることはありません。

API プロバイダーのセキュリティ管理

AILEXが連携する3社のAPIプロバイダーはすべてSOC 2 Type II認証を取得しており、通信はTLS暗号化で保護されています。

プロバイダーSOC 2 Type II通信暗号化AI学習利用
OpenAITLS 1.2+APIデータは不使用
AnthropicTLS商用契約下では不使用
PerplexityTLS不使用

すべてのプロバイダーにおいて、AILEXユーザーの入力データがAIモデルの学習に利用されることはありません。この方針はSaaSのフッターおよびトップページに明示しています。


継続的なアップデート

法制度の変化への即応

法律業界は規制環境が常に変化します。AILEXの運営チームは以下の動向を継続的にモニタリングし、必要な対応をサービスに反映しています。

  • 民事裁判IT化(2026年5月完全施行) — mints対応機能の継続的な改善
  • 弁護士情報セキュリティ規程 — 規程要件への適合性の維持・強化
  • 日弁連 生成AIガイドライン — 策定中のガイドラインへの先行対応
  • 法務省 リーガルテック指針 — 運用見直しへの対応
  • AI推進法 — 2025年9月全面施行の影響評価

AIモデルの進化への追従

AILEXのデュアルLLM構成(Claude + GPT-4o)は、最新のAIモデルへの柔軟な移行を可能にしています。新しいモデルがリリースされた際には、法律文書生成の品質・精度を検証した上で、段階的にアップデートを実施します。

弁護士フィードバックによる継続改善

AILEXの運営は、利用弁護士からの継続的なフィードバックに基づいて機能の改善・追加を行っています。開発チームとの密な連携により、要望から実装までのサイクルを短縮し、実務に即したアップデートを提供しています。


サポート体制

お問い合わせ窓口

チャネル用途
メール(info@ailex.co.jp)技術的な問い合わせ、障害報告、機能要望
公式LINE(https://lin.ee/P9JAWZp)気軽なご質問、導入のご相談

対応範囲

  • アカウント管理(ユーザー追加・権限変更・プラン変更)
  • 機能の使い方に関するご質問
  • 障害・不具合の報告と対応
  • データ移行のご相談
  • セキュリティに関するお問い合わせ
  • 機能追加のご要望

運用上のコンプライアンス

AILEXの運営にあたり、以下のコンプライアンスを遵守しています。

弁護士法第72条への適合: AILEXは弁護士の業務を支援する補助ツールであり、AIが法律事務を行うものではありません。すべてのAI出力は参考情報として提供され、最終的な法的判断は弁護士が行います。

個人情報保護法への対応: PII自動マスキングにより、外部APIに個人データが到達しない設計を採用。データ越境移転に関する法的整理を実施しています。

利用規約・プライバシーポリシーの明示: サービスの性質、データの取り扱い、免責事項を利用規約およびプライバシーポリシーで明確に規定し、ユーザーに公開しています。

監査対応: 包括的な監査ログにより、利用事務所が弁護士情報セキュリティ規程に基づく点検を行う際の基礎データを提供可能です。


免責事項

AILEXが提供するすべてのAI出力は、弁護士の業務を支援するための参考情報です。法的助言を構成するものではなく、最終的な法的判断は必ず弁護士が行ってください。AI生成文書は弁護士による精査・修正を前提としたドラフトです。


AILEX合同会社 info@ailex.co.jp | https://ailex.co.jp